<二日目>
今回は、松本駅から一番近いところにある「ホテルニューステーション」に宿泊しています。ここはもともと材木工場で、そこで出たおがくずを燃料に銭湯を開業し、駅前区画整理事業に伴ってホテル業に転身したとのことです。朝食後近くを散策してみます。伊勢町通りを東に向かうと、手鞠の形をしたからくり時計と牛つなぎ石がありました。牛つなぎ石は、戦国時代、信玄が塩不足で困っていることを知り、謙信が松本に塩を積んだ牛車を送ったという逸話に由来するようです。さらに東に進み松本深志神社に参拝します。ここは、1339年創建の古社で、菅原道真公を祀り、昔から「深き志の天神さま」として親しまれているとのことです。牛の石像が有りますので、体を撫でてみました。.


ニューステーション




今日は、最初に、浅間温泉にある「手紙舎 文箱」を訪ねてみます。店が開く前に着きましたので、温泉街を散策してみます。東側に坂を上り上浅間に行くと、浅間宿跡があります。ここは、建武時代の宿跡で、道に沿って約380mの古い町割りがあります。中先代の乱(1335年)の時代一時的に信濃の政治的中心となったそうです。近くに温泉飲泉所が有りますので、温泉を飲んでみます。10時になりましたので「手紙舎 文箱」に向かいます。ここは1階はカフェと作家物のイラストのポストカードやマスキングテープなどの雑貨販売、2階は手紙舎オリジナルのペーパーなどが並ぶ紙マルシェとなっています。種類がたくさんありますので、時間はあっという間に過ぎてしまいました。買い物が終わってからホットプラザの足湯に入ってみました。






次は、飯沼飛行士記念館を見学します。飯沼飛行士は、1937年4月「神風号」で東京~ロンドン間を最速で飛行し、日本初の航空世界公認記録を打ち立てたパイロットです。この記念館は飯沼飛行士の生家跡地に建てられ、当時の熱狂を呼んだ新聞や写真パネル、飯沼飛行士の遺品等が展示されています。館長は、飯沼飛行士のお兄さんのお孫さんがされており、当日30分ほど説明を頂いたうえに、当時の写真新聞のコピーやシールなどの記念品も頂きました。飯沼飛行士は1941年にプノンペンで航空事故で亡くなっています。(享年29歳)




次は大王わさび農場に向かいます。ここは1917年に開拓を始めた、日本最大級のわさび畑です。この一帯は、北アルプスの雪解け水が地中に染み込み、伏流水となり、わさび畑に湧き出しています。その温度は、年間を通じてほぼ13度だそうです。昼時ですので、昼食は、ここの「レストラン オアシス」でわさびとよく合う肉料理をいただこうと思っていましたが、残念ながら先月の1日から当面の間、休業だそうです。がっくりですね。

遠くにボート



大王わさび農場での昼食が不可となったので、「食べ応え十分のハンバーガーは信州食材をたっぷり使用!」というネットの広告に誘われ、American diner B-Pono 安曇野店に入ります。確かにボリュームもあって、パンも香ばしく、ランチなのでポテトかサラダもついて、まずまず正解と思いました。

B-Pono
安曇野店

アイスコーヒー
ジンジャービア
食後は碌山美術館を見学します。荻原守衛(碌山)は30歳で亡くなっており、制作期間が短いため、彫刻の作品は15点ですが、日本の本格的な近代彫刻の導入者と称されています。この美術館は、荻原守衛の人と芸術を広く伝えるため、30万人の寄付と支援によって創立されたそうです。施設は、碌山館、杜江館、第一展示棟、第二展示棟からなっており、碌山の彫刻ではなくて絵画や、碌山と関係の深い高村光太郎等の芸術家たちの作品も展示されていますいます。その日は、杜江館で、高村光太郎・智恵子展が開かれており、光太郎の木彫と智恵子の紙絵が展示されていました。




次は美術館のすぐそばにある穂高神社に参拝します。この神社は、ここ本宮(里宮)のほか、上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があるため、「日本アルプスの総鎮守」と言われています。2013年に長野県が長寿日本一となったことを記念して、「ステンレスの変わらぬ輝きの如く健康長寿でありますように」との願いで、ステンレス製の健康長寿道祖神が祀られています。



(樹齢500年以上)

ステンレスの翁と媼
これから最後の訪問地、安曇野ワイナリーに向かいますが、その前に記念に安曇野穂高温泉郷でひと風呂あびたいと思います。今回は安曇野しゃくなげの湯に入ります。pH値は若干高めの8.6で、肌がつるつるしてきました。入浴後、15分程でワイナリーに到着です。時間も遅いせいか、客はまばらでした。無料の試飲セットと有料の試飲セットを試してみました。赤と白を一本ずつ記念に買いました。ワイナリーのテラス席は解放感があり、ブドウを通り抜けた爽やかな風も吹いていて、とても気持ちが良いです。それでは帰りの列車の時間も近づいてきましたので、松本に帰ります。






(遠くに松本市街)
