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国内旅行

佐世保、波佐見、雲仙

<二日目>

 朝食後、佐世保の街を散策します。ホテルから5分程歩くと、南国風の佐世保駅があります。佐世保駅の向こうは、すぐ岸壁となっており、海上自衛隊の多用途支援艦「あまくさ」と巡視艇「ときなみ」が、停泊していました。

 国道沿いに、さるくシティ4○3アーケード方向に歩いていくと、途中に1931年に建てられたカトリック三浦町教会があります。美しいゴシック建築の教会です。太平洋戦争中空襲の目標になりにくいように、黒く塗られ、戦火から逃れたとのことです。さるくシティ4○3アーケードと国道を挟んだところに、大正時代から親しまれ続けている「戸尾市場街」と、丘の下の戦時中の防空壕を利用した商店が並ぶ「トンネル横丁」が有ります。トンネル横丁の脇の説明文を見ると、かつて横丁の商店は奥のトンネルで繋がっていたようです。

 今日は、天気も晴れていますので、佐世保市の奥にある弓張岳の展望台に行ってみます。展望台からは、アメリカ海軍や海上自衛隊の艦艇が数多く停泊する佐世保独特の風景が一望できます。西側の第二展望台からは、九十九島が一望できます。

 弓張岳を下り、海上自衛隊佐世保史料館に向かいます。この建物は、手前に旧海軍の水交社の8角形装飾屋根や蛇腹模様の外観を残しつつ、奥が7階建てとなっています。ここでは日本海軍と海上自衛隊の歴史や活動などがわかりやすく展示され、現在に至るまでの海上防衛の歴史を知ることができます。七階の展望ロビーからはアメリカ海軍の軍艦がよく見えます。当日は、手前の二つの大きなタワーがあるのがドック型輸送揚陸艦で、奥に強襲揚陸艦が停泊していました。

 次は九十九島がよく見えるという展海峰展望台に向かいます。確かにここからは、九十九島が眼前に一望できます。お昼近くなりましたので、佐世保バーガーミュージアムに立ち寄り佐世保バーガーをいただくことにします。ここのテラスからも九十九島が眺望できますが、あいにく雨模様となりましたので、屋内で頂くこととします。このミュージアムで人気NO.1というスペシャルバーガーをお願いしました。お肉のパテ、卵、ベーコン、チーズが入ったボリューミーな佐世保バーガーでした。食事後はやきものの町、波佐見に向かいます。

 波佐見町では中尾山エリアにある中尾山交流館を目指します。途中に、日本の棚田100選に選ばれている「鬼木の棚田」がありました。中尾山交流館の二階は、この地区の18の窯元の作品が一堂に展示販売されているギャラリーとなっています。見学後、近くのギャラリーとっとっと(一真窯)で、訪れる前から予定していた瀬戸物がありましたので購入しました。波佐見町が舞台となった、小玉 ユキさん(長崎県佐世保市出身)の人気コミック「青の花 器の森」が、NHKでドラマ化され、夜ドラで10月26日から放映予定です。ドラマでは、舞台となった波佐見町が詳しく紹介されるようで、町ぐるみで応援しており、ここのギャラリーの方にも実際の撮影の状況など色々説明して頂きました。

 波佐見町歴史文化交流館に立ち寄ります。この施設は、波佐見の歴史と文化を学べるミュージアムで、カフェが併設されていますので、一休みしていきます。館内の中庭は若松白石庭(せきしょうはくせきてい)といい、登窯の燃料であった赤松と波佐見焼きの原料である白い陶石で波佐見の風景を象徴しているとのことです。カフェでは、くるみのやつ(ローストくるみとキャラメルヌガーをクッキー生地で挟んだ焼き菓子)とパウンドケーキを頂きました。

 最後に、波佐見町やきもの公園を見学します。公園の小高い丘にある「世界の窯広場」には、古代から近世にかけての、世界を代表する珍しい窯が12基再現され展示されています。東側には、中国や朝鮮半島、日本など東洋の窯を、南側にはオリエントやイギリスなどヨーロッパの窯が配置されています。

 雲仙の宿泊先は、星野リゾートの界雲仙です。このホテルの正面には、雲仙地獄の一つである「八万地獄」が広がっています。一帯は2024年8月の土砂崩れで立入り禁止となっており、現在復旧工事中です。

 ホテルの隣は地獄巡りのスタート「清七地獄」となっていますの、早速ここから地獄巡りを始めます。しばらく歩くと、「足湯広場」になります。前方には広々とした地獄が広がっています。さらに進むと「キリシタン殉教碑」があります。かつてここで、改宗しないキリスタンが熱湯に落とされたということです(翌日、島原城にその模様を描いた画が展示されていました)。最後は「大叫喚地獄」です。ここは雲仙地獄の中で、最も噴気が活発な地獄とのことです

 今日の夕食は、「あご出汁しゃぶしゃぶ会席」です。飲み物が来る前に、湯せんべいの乗った器が出ますので、木槌で叩いて湯せんべいを割ると、下から豚の角煮が出てきます。凝ってますね。飲み物は、ビール、スパークリングの他、地酒(飛鸞クラシック 平戸・森酒造場、はねぎ絞り 南島原市・吉田屋)を頂きました。煮物椀、長崎の卓袱料理を模した八寸とお造り、揚げ物、最後は長崎名物のあご出汁で豚のしゃぶしゃぶ、五島うどんで締めます。大分、長崎にこだわった料理ですね。