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海外旅行

ジェノバ

<四日目>

 今日はトリノ発ナポリ行きのバスに乗り、ジェノヴァで途中下車します。約2時間の行程です。ちなみにナポリまでは12時間!です。他の方のブログでは、トリノ・ジェノバ間の道は、かなりの山道で、カーブがきついとありましたので、酔い止めの薬を飲みました。しかし、実際は日本と同じように平坦な高速道路で、これは全くの杞憂でした。ジェノバのバス停到着後、地下鉄に乗り、ブリニョーレ駅で降りると、今日の宿泊先のスターホテルズジェノバが見えます。

 チェックイン後、街の中心地であるフェラーリ広場に向かいます。主立った観光名所はこの周辺にあります。観光案内所で24時間のシティパスを購入した後、観光案内所の目の前にある赤の宮殿を見学します。ここはもともとは貴族の館で、1874年に、この邸宅とコレクションが市に寄贈されています。館内は、絵画が多数展示されています。美術館ですね。

 ジェノバに着いて時間も立ち、お昼時ともなりましたので、そばのピッツェリアで昼食をとることとします。ピザと飲み物とエクスプレッソのセットです。ピザは香ばしく美味しかったのですが、何せボリュームが多く、半分しか食べられませんでした。

 天気予報では、明日は雨となっていますので、今日のうちに景色を見ておきたいと思います。ブログではジェノバで一番眺望の良い所というダルベルティス城に向かいます。そこは、ダルベルティスという船の船長が世界中で集めた品々を展示しており、現在は世界文化博物館となっています。地下道脇のバス停から10分程で到着します。城のベランダからの眺めは、確かに港町横浜や神戸のようです。天気も良いのでジェノバ湾まで見渡せます。

 次は城のある高台から下り、海岸に向かいます。マリーナのある旧港をしばらく歩くと、海洋博物館が見えてきます。ここでは15世紀末以降のジェノヴァ港の歴史や、過去から現在までの船の精巧な模型等が数多く展示されています。 1672年に作られたガレー船の実物大の復元模型もあり、内部に乗船できます。屋外には、実際の潜水艦も展示され、中に入って見学できます。博物館の屋上のテラスからは、先ほどまで居たダルベルティス城や山がちな斜面に建つ住宅が眺望できます。見るからに坂がきついので、住人の往来は大変だろうなと思います。

 博物館を見学した後、しばらく旧港を散策します。ジョニーディップの主演したパイレーツオブカリビアンで使われたという船やヨーロッパ最大級と言われるジェノヴァ水族館があります。港の反対側には首都高のような高速道路が見えますが、これがジェノバの街の景観を壊したと言われているそうですが、確かにそう感じます。東京の日本橋と同じように、地下化が必要ですね。帰り際カルフールで夕食を買い、今日は、ホテルの部屋でのんびりします。

<五日目>

 天気予報ではこれから雨が降るようです。ホテルから、フェラーリ広場に続くⅩⅩセッテンブレ通りを歩いて行きます。右側にオリエンターレ市場がありますので、覗いてみます。市場の中にはフードコートがあり、そこにはコイン式のワインの自動販売機がありました。越後湯沢の日本酒の自動販売機と同じですね。

 通りの左側には、城壁の上の住宅地に行くエレベーターがあります。有料ですが、シティーパスを持っていますので、乗って上に行ってみます。港町はどこも坂道が多いですが、ジェノヴァには、エレベーターやケーブルカーがたくさんあるようです。

 今日は復元されたコロンブスのすごした家を見学に来たのですが、開館時間は10時からで、若干時間があります。ソプラーナ門をくぐり、ジェズ教会とサン・ロレンツォ教会を見学します。中はいずれも荘厳ですが、ミサの最中でしたので、写真は撮りませんでした。後日、撮りたいと思います。サン・ロレンツォ教会の柱には、地元の人が犬に見える模様がある、と言うことなので、探してみました。場所がなかなかわかりませんでしたので、AIに場所を聞いて見つけることができました。

 コロンブスの家は、コロンブスが少年時代を過ごしたこの場所に、18世紀に再建されたそうです。2階建てのこぢんまりとした家で、室内に何かあるというものではないです。この家の隣には、1905年に解体されたセント・アンドリュー教会の回廊の柱が残っています。

 次は王宮を目指します。予報通り雨が強くなってきましたので、海岸沿いのポルティコ(アーケード)を進みます。港町ですので、通りには魚屋が何軒もありました。ここの王宮 ですが、本当の王宮ではなく、もともとは貴族の大邸宅です。サヴォイア家の住まいとなったため王宮と呼ばれているようです。トリノの王宮と比べようがありません。

 昼食時となりましたので、今日はネットで一番人気の「カブール21」でジェノベーゼにトライしたいと思います。開店は12時ですが15分前に行くと、我々が一番乗りでした。お昼頃になると50人ぐらいの人で店の前はごった返してきます。時間になると小柄なおばさんが出てきて、予約者の名前を大声で叫びます。15組程呼んだ後、来た順番に中に入れてくれます。ここでは本場ジェノベーゼと魚介のフライを頂きました。噂に違わずおいしい料理でした。日本人のブログで、毎日ここに来た、というのもありましたが、うなづけます。

 雨はますます強くなります。Villetta Di Negro公園(日本庭園)の頂きにあるという「キヨッソーネ東洋美術館」に向かいます。 Googleを見ても、場所は近いのですがなかなか見つかりません。何度かトライするうち、ようやく美術館にたどり着きました。美術館の中には、明治時代に、画家であるキヨッソーネが日本に滞在した時に集めたコレクションが、多数展示されています。異国で日本文化に触れると、本当に懐かしい気がします。

 フェラーリ広場に戻ってきました。ジェノバのオペラ座の見学をしようと思いましたが、今日はやっていないとのこと。残念!オペラ座の入り口の前には、この地で生まれたパガニーニの像がありました。

 雨なので、オペラ座の隣にあるドゥカーレ宮殿に入ってみます。ドゥカーレ宮とは「総督の宮殿」を意味します。現在は、この建築そのものの鑑賞以外に、議会、展覧会、講演会などが行われる多目的文化会場として使用されています。カフェやレストランや各種ショップも有ります。雨がますますひどくなってきましたので、今日はこれでホテルに戻ります。

<六日目>

 今日は、AIによるおすすめ観光ポイントの、ジェノバ灯台とその博物館に行ってみます。雨は若干ぱらついていますが、これから晴れてくるようです。歩いて向かおうと思っていましたが、途中の道は工事中で通行できないとのこと。博物館のバスで送迎しているようです。バスを降りると目の前に灯台が迫ってきます。灯台下にある博物館は、昨夜の雨で、床が水浸しになっています。

 ジェノバの灯台は1543年に建設され、世界で4番目に古い灯台です。76メートルの高さを誇るこの灯台は、40メートルの岩の上に立っており、それも入れた高さは世界で2番目になるようです。そのため、数キロ離れたところからでも見ることができる重要なランドマークとなっています。実際に上ることが出来るのは、途中の展望台までですが、それでもビルの4階になります。展望台からは、ジェノバ湾が見渡せますが、海岸沿いにコンテナが多数置かれており、ここがイタリアの重要な物流基地であるというのが実感できます。

 48時間のシティーパスの時間が迫っていますので、ジェノバの観光パンフレットに出ている展望台に行きたいと思います。途中、何げなくサンティッシマ アヌンツィアータ教会に入ってみました。天井画も、太くて立派な柱も本当に見事でした。外に出ると、入口の脇にティモシー・シュマルツ作の「When I Was Hungry and Thirsty」のブロンズ像があります。イエスが地面に座り、穴の開いた手を差し出して、食べ物と水を乞う姿は、はっとさせる程迫力があります。

 途中のパン屋のショーウィンドーを覗くと、羊の形をしたアニェッロ・バスクアーレというマジパンが並べられています。どこのパン屋さんにもありましたが、復活祭の頃に食べられる伝統的な食べ物のようです。(今にして思えば、食べてみたかった!)さて、展望台へはエレベーターがあるはずですが、どこを探しても見つかりません。やむなく急な階段を15分ほど登って行きます。展望は確かに素晴らしかったのですが、これまで何回も見ていますので、それほど感動ありません。た展望台の脇に、20~30人乗れるエレベーターがあります。それに乗って下に降りると、展望台の入り口は何とトンネルの中。これでは見つかるはずもありません。

 ついでに近くから出ているケーブルカーにも乗ってみることにします。上の終点まで行っても、特段に景色が見えませんでしたので、すぐに引き返してきました。

 お昼時となりました。今日は日曜日なので、レストランなどは休みのところが多いので、ホテル近くのオリエンターレ市場のフードコートに行きます。システムは日本と同じで、注文後、出来上がったときに手元のブザーが鳴る仕組みです。ベアーアンドグリルというハンバーガー屋でトリュフの入ったハンバーグを注文しました。ハンバーガーは見た目以上に大きく、かなりお腹がいっぱいになりました。食後は、ホテルに戻ります。

 空も晴れてきましたので、ジェノバ湾を見に行くことにします。ホテルの前の道をまっすぐ海側に進むと、15分ほどで到着しました。明日は、チンクエッテレに行きますので、この天気が続くことを祈ります。ホテルに帰る途中フォッカチェリアによって、今日の夕食のフォッカチェリを買って帰りました。