<二日目>
今日は蔵王に向かいます。窓から外を見ると晴れてはいますが、山の上を雲が厚くす覆っています。蔵王ドライブの最初は滝見台で、そこからは、三階滝(高さ181mで日本の滝百選の一つ)と不動滝(高さ53.5m)が見えます。(追記:ブラタモリ で10/25(土)・11/1(土)、これから行く御釜と蔵王温泉を放映していました)

(ホテルの窓から)



そこから車で少し行くと蔵王不動尊があります。真っ赤に燃え盛る炎を背にした不動明王です。ここから近くの高台からは、不動滝をより間近に眺められます。


今日のメインの御釜に向かいます。御釜は約800年前に出来た噴火口とされ、水質はpH3.5の強酸性で、生物は一切生息していないようです。御釜に隣接する刈田岳(1758m)山頂にある蔵王刈田嶺神社奥宮は、麓の蔵王刈田嶺神社里宮からの蔵王古道の終着点です。滝見台からは車で通ってきました。ところで、御釜周辺は1894年以後噴火していませんが、地震微動は有り、御釜の向こう側にある馬の背カルデラは、想定火口域とのこと。警報が鳴ったら直ぐに、蔵王山頂レストハウスへの避難が必要になります。






最後の観光先であるザ温泉に行きます。ここではロープウェイに乗り山の上からの景色を楽しみたいと思います。計画では、蔵王温泉駅から蔵王中央ロープウェイに乗ってドッコ沼を見る予定でしたが、誤って手前の蔵王山麓駅(標高855m)から蔵王ロープウエイに乗ってしまいました(ブラタモリでは蔵王中央ロープウェイに乗っています)。ロープウェイは、途中の樹氷高原駅で乗り換え、地蔵山頂駅(標高1661m)まで20分程で一気に800m上昇します。さすがに、頂上は冷え切っており、長居できません。

(横倉ゲレンデ)

山頂線への乗り換え




山頂は寒いので、中腹の樹氷高原駅に戻ります。丁度日も出て暖かくなってきましたので、ハンモック広場でハンモックの上で横になったり、百万人テラスで、ソファーに腰掛けながら下界を見おろします。


山頂線


蔵王温泉では最後に、蔵王温泉大露天風呂に入浴して行きます。川のそばに石でできた大きな湯船があるだけの露天風呂です。一度に200人が入れるとのことですが、当日の入浴者はは15人ぐらいでした。


風呂場(右)
帰りの新幹線にはまだ時間がありますので、途中、かみのやま温泉に立ち寄り、上山城を見ていきます。この城は1982年に再建され、場内は上山の歴史を伝える郷土資料館になっています。残念ながら当日の木曜日は定休日でした。お城の周辺にある上山藩の藩主であった松平利長・信一を祀る月岡神社や武家屋敷を回ってみました。




夕食は、昨日、お蕎麦もいも煮も食べましたので、山形駅そばも山形五十番飯店で、中華にします。蔵王温泉では中途半端な時間となり、昼食を食べていませんでしたので、ここではあれやこれや頼んでみました。お酒も羽陽男山つららぎ(山形市男山酒造)を注文。満腹となり、店を出ましたが、列車にはまだ時間があります。デザートは行けそうなので、駅ビルS-PALのカプリチョーザで、アフォガートとスパークリングワインを頂きました。最後までよく飲みましたね。以上で山形への旅行は終わりました。






スパークリングワイン
