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散歩

門前仲町

 今日は久しぶりに門前仲町に行きました。まずは地下鉄駅をすぐ出たところの表参道を通り、深川不動堂に参拝します。13時からの本堂での護摩修行に参列するため列に並びます。お札の授与や炊き上げ時に名前を呼んでもらう場合は初穂料が必要ですが、参列するだけであれば特にお金は要りません。時間になり、本堂に入り着席し、護摩修行を待ちます。お坊さんが前列に揃い、四つの大太鼓の音ととともに読経が始まります。迫力満点です。本来はこちら側も読経するのでしょうがコロナの件もあり、「読経は心の中で」と、注意書きがありました。またいつもであれば財布など持ち物を護摩の火にかざしてお清めもできるのでしょうが、残念ながら今日は着席したままです。読経後は講話があり30分程で終了です。深川不動堂から富岡八幡具は数分、裏口から入ります。

 富岡八幡宮に参拝する前に昼食をとります。境内入り口にある「深川宿」で、味噌で煮立て汁ごとかけた“ぶっかけ”と、醤油味で炊きこんだ“炊き込み”、その両方が楽しめる辰巳好みを頂きました。デザートには葛きりが付きます。食事の後は、じっくり八幡様に参拝しました。「深川宿」の左側には伊能忠敬の像があります。銘板によると、伊能忠敬は、全部で10回の測量の旅に出かけ、そのうち8回目までは富岡八幡宮に参拝し、無事を祈念したのち、出発したとのことです。

 八幡宮のあとは永代通りの向こうをぶらりです。有名な居酒屋「魚三」はコロナ延長の対応で6月以降はノンアルコールで営業とのこと。酒がなくてお客さんは来るかしら?隣の「門前茶屋」は休みでした(ここか深川宿かで食事をとるつもりでしたので、正解!)。裏通りはアイキャッチ画像にあるように、居酒屋の高密度地帯です。夜は全く違った雰囲気と思います。永代通りと清澄通りの交点にあるカフェ東亜で休憩。雰囲気もプリンも周囲と同じくレトロ感たっぷりです。休んだ後は法乗院で閻魔様の説法を聞き(賽銭を投入すると流れます)、千疋屋の製造直売所の前を通り、東京駅までぶらりと歩きました。