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散歩

東大島~東京都現代美術館

 今日は、東大島駅から東京都現代美術館(井上泰幸展)まで歩きます。空模様は良くありません。雨がぽつりぽつりです。駅前は荒川土手のそばです。川の向こうには江戸川区営のタワーホール船堀が見えます。土手には、桜が千本植えられているようです。

 駅前の高台に、大島小松川公園があります。公園の中に、西洋の城郭?らしき物があります。説明書きを見ると「旧小松川閘門。荒川と中川の両放水路開削により水位差の調節を図るため、昭和5年に完成」とあります。ということはかつてはこの前後は水路だったんですね。

 公園のすぐそばに、中川船番所資料館があります。3階には中川船番所の再現があります。壁にある番所にちなんだ川柳をみると、天下太平という気がします。2階では、昭和20~30年代の暮らしの風景が再現されています。企画展では、ここでも渋沢栄一が出てきます。

 旧中川に注いでいる小名木川沿って歩きます。川の右岸に、大島稲荷神社があります。松尾芭蕉がここに立ち寄り、句を詠んだとのこと。ただし、句碑は、最上川を詠んだ句です。なんか変ですね。

 しばらく歩くと、横十間川とクロスします。十文字となりますので、4地点を結んだクローバー橋となります。ここで左に折れ、横十間川に沿って歩きます。

 川の途中で、右に折れしばらく歩くと、東京都現代美術館入があります。

 お昼時なので、まずは、美術館のレストラン「100本のスプーン」へ。ランチのコースでビーフシチューを頂きました。白ワインを注文したところ、「清澄白河フジマル醸造所」のワインでした。地産地消なのでしょう。その場所はここから近く、本当はそこでランチを頂きたかったのですが、残念ながら今日(火曜日)は定休日です。

 今日は、井上泰幸生誕100年記念展を見たいと思います。ゴジラ等の怪獣映画や日本沈没での特撮で有名な美術監督です。写真撮影可能な場所は、博多、岩田屋のミニチュアセットです。見ての通り、細部にこだわって制作されています。デパートに掲げられた広告も細かいですね。怪獣に壊されるのはもったいない!