(一日目)
今日はハンガリーに向かいます。パリのストの影響を心配しましたが、何事も無くオルリー空港に着きました。ハンガリーには格安航空WIZZ AIRで行きます。格安航空なので、行きの飛行機が到着し乗客が降りている最中にもかかわらず、搭乗口への入場が始まり、搭乗も、前のドアと後ろのドアから一斉に行います。Time is money ですね。
2時間ほどで、リスト・フェレンツ国際空港に着きます。飛行機を降りるとき、こちらでも前と後から一斉です。ここは国際空港ですが、ターミナルは2つで、こぢんまりしています。
空港までは息子が迎えに来てくれました。息子の自宅に寄り土産を渡した後は、夕食会場に直行です。お店は、ブダペスト市内を見下ろすゲッレールトの丘にある「Búsuló Juhász」です。最初に、養命酒に似た味のunicumを一気にのみ、その後、ビール、ワインを頂きました。食事は、豚肉と鶏肉の料理にします。子供によると、ハンガリーの牛肉は固く、あくが強いとのこと。帰る頃には日も暮れ、ゲッレールトの丘からはドナウ川沿いの夜景がよく見えます。食事後、ホテルに戻りますが、ホテル前からはドナウ川、川の向こうには国会議事堂が見えます。
丘からの眺め
(しゅろの葉を
掲げた女性像)
街からもよく見えます
(国会議事堂とドナウ川)
(二日目)
息子の車で、土曜日はブダペスト郊外、日曜日はウイーンに行くこととします。朝食前に、ホテルの周辺を散策します。ホテルのそばの鎖橋は、ホテル側は現在工事中で、反対側は終了しています。(従って夜景も左右で異なります)
今日、最初は、「センテンドレ」です。ブダペストから北に車で小一時間の所です。オスマン帝国から逃れてきたセルビア人が定住し、今もセルビア文化が残っているの町とのことです。土曜日で時間も早いので、駐車場は空いています。「Pゾーン」は有料駐車エリアとのことで、管理人はおらず、ネットで料金を払います。払わないと反則切符が出ます。
(460フリント/時)
(対岸はスロバキア)
川沿いに町に向かいます。町自体は小さく1時間も歩けば、大概の所には行けそうです。ハンガリーはパプリカが名産で、どこの土産物屋にも乾燥したパプリカや粉末のパプリカが置いてあります。
始まり
(パプリカが多い)
日も高く、暑くなってきましたので、ジェラートを頂きました。センテンドレで最も高い鐘楼のあるベオグラード大聖堂セルビア正教教会に向かいます。入口で寄付をしたのち、教会の中に入ります。壁一面にイコンが有り、壮麗です。
セルビア正教教会
次は、ハンガリー名物の軽食「ランゴーシュ」を食べに、「Fantazia」に向かいます。ランゴーシュは大きな揚げパンの上にサワークリームとチーズがトッピングされているのが定番です。一見重い食べものに見えますが、割とさっぱりしています。
(これを食べたが写真無し)
センテンドレの次は「エステルゴム」です。30分程で到着です。エステルゴムは、ハンガリー正教の総本山で、その巨大な大聖堂が有名です。大聖堂から見える蛇行したドナウ川の眺めが有名です。大聖堂の上には上れますが、今回は断念。
マーリア・ヴァレーリア橋
代わりに、対岸のスロヴァキアに渡ってみることとします。あっという間です。ハンガリーは7カ国から囲まれていますが、日本人からは想像できませんね。売店で、水を買いました。ハンガリーはフリントですが、ここはユーロです。
帰り際、車をとめ、ハンガリーの大地を体感してみました。一面の麦畑です。
今日の夕食は、スペイン料理の店「La nube」 に行きます。時間もまだありますので、ドナウ川沿いに徒歩で行くこととします。途中、王宮の庭があり、道の反対側には、夜、ライトアップされる王宮の庭や、その上の王宮の丘を見るための長いベンチがあります。ひょっとしたら世界一の長さ?
「La nube」では、タパスを10種類ほど、ワインも大量に頂きました。メニューは英語でも書かれていましたが、よく分からないので適当に注文しています。
なすのフライ
いかリング
帰りは、歩く元気もなくなったので、ホテルまでトラムで帰ります。トラムでは、進行方向の左には王宮の庭や王宮の丘、右にはドナウ川が見え、とてもロマンチックです。
(三日目)
今日は、車でオーストリア、ウイーンに行きます。国境は、昔の検問所跡を、素通りです。ウイーンでは、駐車場は、オペラ座前の地下駐車場です。ベストです。
地下駐車場
3時間弱のドライブでしたので、休憩のため、有名カフェのツェントラルを目指します。オペラ座のファサードの下をくぐり、アルベルティーナ美術館を左に見ます。確かに馬車が至る所を走っています。が、馬糞が匂う。
ヘレンガッセ(ガッセは通り)を更に進みます。左手、王宮の前には、母マリア・テレジアとともに共同統治を行っていたヨーゼフ2世の像があります。通りの右側にはチョコレート屋、おいしそう!とほほ。ツェントラルは予想通り、長蛇の列でした。
ツェントラルのそばの、フライウイングパサージュに入ってみます。今日は、日曜日なのでお店は皆休業です。
昼食は、 どこも混んでいましたので人通りの比較的少ない場所にあった「Toni’s」 のテラス席で頂きます。車で来ているので、お酒が飲めなかったのが心残りです。
ミネラルウォーター
サラダ(上)
豚肉の串焼き(下)
食事後は、やはり有名カフェに行ってみたい。王宮の正面にあるデメールを目指します。が、残念、ここも長蛇の列。時間が無いので並ぶのは諦めます。次回に持ち越し。
時間も無くなりましたので、駐車場に戻ることとします。王宮の前を左に曲がり、アルベルティーナ美術館の前を通り抜けます。その前に行列がありますが、ホットドッグ屋のビッツィンガーでした。すごい人気店なので、食べてみたいのですが、時間がかかりそうです。
していますね
オペラ座の道の反対側に老舗ののゲルストナーがあり、覗いてみましたが、ここも満員。結局は、その店の対面にあるスタバでコーヒーをテイクアウトし、帰りしな車中で飲むこととなりました。ブダペストに戻り本日終了。