カテゴリー
日帰旅行

久能山東照宮、静岡浅間神社

 今回は、家康ゆかりの地をバスツアーで行きます。人気のツアーらしく、バスは4台で出発とのこと。そのためか、今回は東京駅近くの丸の内鍛冶橋駐車場発です。感染対策が変更になったためか、座席の透明仕切り板は無くなっています。

 早いですが、日本平の清水屋で昼食です。今日は「シラス・桜海老・鰻など8貫の寿司と鍋御膳」です。お酒は「臥竜梅」を頂きました。割とすっきりした味わいです。買い物時間はここしか無いので、お土産は、ここで買いました。

 昼食後は、直ぐそばの日本平ロープウェイに乗り、久能山東照宮に向かいます。平日にもかかわらず、ツアー客(外国人も)が多く、5分間隔で運行していましたが、ロープウェイは長蛇の列です。ここのロープウェイは下に向かうロープウェイです。ゴンドラは葵のご紋があり、姫様の籠と殿様の籠をイメージしているようです。

 久能山は、元々は武田信玄の築いた久能山城に造られているため、石垣はそのまま使われています。ロープウェイ久能山駅からは駿河湾、石垣いちごのハウスがよく見えます。さっそく楼門から中に入ります。

 楼門をくぐり、境内に入ります。鳥居がありその先に、唐門があります。唐門は、現在、閉鎖されていますので、脇の階段を登ります。途中、奉納された御神酒の樽に目が行きます。昼に頂いた、臥竜梅も有りますね。

 脇の階段を登り、御社殿にお参りします。

 御社殿左から、廟門をくぐり、廟所参道に入り、階段を登ると家康公の廟の前に出ます。雰囲気は、日光東照宮にそっくりです。

 次は家康が晩年過ごした駿府城に向かいます。現在は、巽櫓や東御門が復元されています。桜祭りが週末予定されているようで、テントが並んでいました。

 公園散策の後は、家康が元服を行った静岡浅間神社に向かいます。その前に、境内に設置された「どうする家康静岡大河ドラマ館」でドラマの紹介、衣裳等ノ展示を見学します。浜松と岡崎にも似たような施設があるようです。

 見学後は静岡浅間(せんげん)神社の参拝です。静岡浅間神社は、神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の総称です。他に境内社として、麓山(はやま)神社、少彦名(すくなひこな)神社、八千戈(やちほこ)神社、玉鉾(たまほこ)神社の4社があります。1時間ほどで7社にお参りしたいと思います。社務所で、7社参りの御朱印札を頂き、印を受領していきたいと思います。

 まずは八千戈神社です。次は、境内の最も高いところにある麓山神社に向かいます。そのためには「百段階段」を一気に登る必要があります。手すりや踊り場はなく、ひたすら登る必要があります。途中で転げ落ちたら死ぬかもしれません。これまで、落ちた人はいないのでしょうか。登り切った後に、まだ石段があります。

 階段を戻るのは、怖いので、迂回路で下ります。下った先に、大歳御祖神社が有ります。次は、神部神社と浅間神社です。拝殿、本殿とも同じ棟にあり。右が神部神社、左が浅間神社となっています。

 最後は北回廊を抜け、少彦名神社、玉鉾神社に参拝し、これで7社参りの御朱印札が成就しました。楼門を通ってバスに戻ります。

  東京駅には8時頃に戻りました。神田まで歩き、店を探します。金曜の夜でどこもいっぱいでしたが、東京ブッチャーズ神田店が空いていましたので、入りました。名前の通り、ボリュームも多く、コスパは良かったです

カテゴリー
日帰旅行

諏訪大社(四社参り)

 今日は、信濃国の一の宮、諏訪大社の4社を訪れます。諏訪湖の北にある下社(秋宮・春宮)、次に南の上社(前宮(まえみや)・本宮(ほんみや))の順に参拝します。いつものように、新宿都庁前から出発です(8時発)。

 バスは、11時に下社秋宮に到着しました。早いですが、まずは昼食です。門前からの続く大社通りの「山猫亭はなれ」でお蕎麦を頂きました。地酒の高天はすっきりしておいしいですね。壁に漫画家のサインが、直接書かれているのにビックリ。

 食事後は、参拝です。国譲りの神話では、大国主神の次男である建御名方神(たけみなかたのかみ)が、国譲りに反対したものの、建御雷神に負けてしまい、諏訪まで逃れ、信濃国の国造りをしたとなっています。神橋を渡り、鳥居をくぐると、正面に樹齢800年の根入りの杉があります。諏訪大社七不思議の一つ、丑三ツ時に枝を三寸下げて眠り、幹に耳を当てるといびきが聞こえる、といわれています。

 先に進むと、幣拝殿の前に立派な神楽殿があります。正面の大注連縄(おおしめなわ)は、かつて出雲の人々の指導を受けて作られたそうで、出雲大社のものに似ていますね。幣拝殿の右に一の御柱、左に二の御柱が祀られています。三の御柱、四の御柱は時計回りにありますが、ここからは見えません。

 神楽殿の前に鎮座する狛犬は、青銅製としては日本一(身長1.7m)とのこと。境内には他に、安産ひしゃく納所、御神湯(温泉です!)などがあります。この場所は高台に有りますので、駐車場からは、諏訪湖がよく見えます。

 次は、徒歩で旧中山道で春宮を目指します。1㎞ほどの行程です。旧中山道にある春宮の一の鳥居を右折します。手水舎を過ぎ、二の鳥居をくぐります。

 正面には、神楽殿があり、その後ろに幣拝殿が有ります。幣拝殿の右に一の御柱、左に二の御柱が祀られています。秋宮と造りは、全く同様です。境内右側には「結びの杉」があります。恋愛のパワースポットらしいです。

 春宮のそばを、諏訪湖に注いでいる砥(と)川が流れています。ます。川の中にある島は浮島と言いますが、どんな大水でも流れないということで、これも七不思議の一つでだそうです。浮島橋を渡ると、万治の石仏が有ります。願い事を心で唱えながら石仏の周りを時計回りに三周すると叶う、ということなのでやってみました。岡本太郎は、「こんなに面白いものは見たことがない」と絶賛しています。

 上宮へは、バスで30分程です。ここは高台で、豊富な水や日照が得られる土地のため、御祭神が最初に居を構え、諏訪信仰発祥の地と言われています。

 内御玉殿から200m程坂道を登ると、前宮の御本殿があります。ここも、御本殿の左右に御柱がありますが、御本殿の左右に道があるため三の御柱、四の御柱を見ることができます。本殿の左側を、水眼の清流が流れています。

 最後は、上社の本宮です。前宮から2㎞ほどです。全国に一万余ある諏訪神社の総本社です。東参道(表参道)から入ります。御門を入ると廊下になるのですが、ここは布橋と呼ばれています。なぜ布橋というのかは、諸説有るようです。布橋の左側に、勅使殿がありますので、勅使がお出ましの際、布を引いたのでは?

 参拝所へは、塀重門を通り過ぎ、入口門から入ります。諏訪大社の社と異なり、弊拝殿の両側には御柱はあ参拝のため参拝のため弊拝殿に並んでいる途中、塀重門を覗くと、下に北参道が見えました。

 帰りは、北参道から戻ります。一の御柱はこちら側の神楽殿のそばにあります。ここにも明神湯が出ていますが、諏訪大社周辺は、下社も上社も温泉地帯のようです。奉納されている諏訪の地酒を見ると、昼に頂いた高天もありました。最後は大鳥居をくぐり、駐車場に向かいます。

 今日は、「四社参り」し、四社でそれぞれ御朱印を頂きまので、諏訪大社から記念に「小銭入れ」を頂きました。記念品は、年により変わるようです。新宿には8時頃戻りました。夕食は、ヨドバシカメラ近くの「マイアミ・ガーデン」でピザ、パスタ、ミラノカツレツを頂きました。

カテゴリー
国内旅行

伊勢神宮

<一日目>

 先月、東国三社を参拝しましたので、今回はいよいよ伊勢神宮です。今回のツアーは、朝10時30分新幹線乗車、豊橋でバスに乗り換え、伊勢神宮(外宮)到着は15時30分というものです。慣例通り、外宮(豊受大神宮)からの参拝となっています。最初に、表参道の衛士見張所で、案内図を頂きます。

 外宮は、左側通行です(内宮は反対)。表参道火除橋を渡り、手水舎で心身を清めます。一の鳥居をくぐり、表参道をしばらく歩くと、二ノ鳥居があり、この先に正宮(しょうぐう)があります。神聖な雰囲気です。

 正宮の右側(東側)には古殿地(20年に一度の式年遷宮の予定地)があります。2013年に遷宮が行われていますので、10年後はこちらに正宮があるはずです。正宮にいらっしゃるのは、天照大御神のお食事を司る豊受大御神です。内宮創建の500年後にいらっしゃいました。

 宮域内には、正宮の次に格の高い別宮である、多賀宮・土宮・風宮があります。なかでも、豊受大御神の荒御魂(神の荒々しい側面)を祀る多賀宮は、正宮に注ぐ大きさです。三ツ石(御装束神宝などを祓い清める「川原大祓」が行われる場所)の前を通り、亀石を渡り、長い石段の先に多賀宮があります。三ツ石はパワースポットと考える人もいて、手をかざす人がいました。神宮のHPには、遠慮してと書かれているのに。

 多賀宮の近くには下御井神社が有ります。内部に、井戸があるそうです。参拝後、石段を下ると、右側に風宮、左側に土宮があり、いずれにも古殿地が有ります。風宮は、風雨の災害が無いようにと祈りが捧げられるお社ですが、、蒙古襲来の際、ご神威によって猛風が起り、未曽有の国難をお救いになったとのことです。

 戻る際、参道を左に折れると、裏参道(元の参道)が有ります。

 表参道に戻ります。表参道手水舎の向かいに、清盛楠があります。平清盛が勅使として参向した時、冠にふれた枝を切らせたという伝承があるそうです。火除橋のそばには、休憩所があり、そこからは、勾玉池がよく見えます。

 外宮参拝後、早いですが、夕食会場に向かいます。鳥羽の長門館で、名物の「てっぱり料理」を頂きます。牡蛎、ハマグリ、ホタテ、イカなどを網で焼いて頂きます。てっぱりの意味は、「形が大きくてボリュームがある」ということのようです。

 今日の宿泊先は、志摩スペイン村です。オフシーズンのため宿泊者はそれほど多くないようです。全体は、スペインぽいです。広々としています。

<二日目>

 今日は伊勢神宮の内宮(皇大神宮)に参拝します。その前に、ホテルの温泉(ひまわりの湯、pH8.6、露天風呂からは、伊雑の浦を一望)に入り、体を清めます。その後は、ホテル周辺を散歩します。

 バスは8時出発。30分程で伊勢神宮(内宮)に到着します。五十鈴川に掛かる宇治橋(長さ100m)を渡ります。しばらく参道を歩くと、手水舎です。

 手水舎で手を清め、参道を進みます。左手に、五十鈴川御手洗場が見えてきます。川に手を浸けましたが、意外と冷たい。御手洗場の近くには、五十鈴川の守り神である瀧祭神が、祀られています。参道を進みます。

 しばらく歩くと、内宮神楽殿があります。左側がお神札授与所、右側が神楽殿(ご祈祷の神楽を行う)となっています。

 参道を進み、ようやく正宮に着きます。手前の階段を上り、天照大御神に参拝します。出口は別にあります。外宮の古殿地は見ることができましたが、内宮では古殿地方向に塀があり窺えません。階段を下った先は立入り禁止となっています。

 内宮でも、天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮は別宮となっています。個人的なお願いは、こちらでするように、添乗員さんに言われました。

 内宮にも、風の神を祀る別宮、風日祈宮(かざひのみのみや)があります。神楽殿の前で参道を抜け、五十鈴川の支流である島路川を渡った先にあります。外宮の風宮と同様に、ここの神様も「神風」を吹かせとのことです。

 帰路の途中には、御厩(みうまや)と参集殿(休憩所)があります。今日は、神馬に会えました。

 宇治橋の近くには、大山祇(おおやまつみ)神社と、子安神社があります。前者は、内宮の所在する神路山の入口の守護神である大山祇神をお祀りし、後者は、大山祇神の娘神である木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りし、安産、子授けの神として崇敬されています。道の先には、神社司庁の建物がありました。

 参拝も終了し、おはらい町通りへ向かいます。残りは1時間弱です。まず、「くみひも平田」で組紐を買い、赤福本店で、五十鈴川を眺めながら、赤福を頂きました。一服した後、おかげ横町に入り、「ふくすけ」で伊勢うどんを頂きます。最後は、「伊勢萬(内宮前酒造場)」でお酒を買って、集合場所に戻りました。