新美の巨人たち(テレビ東京10月22日)で、秩父を放映していました。まだ行ったことが無かったので、四季の旅催行のバスツアーに参加し、秩父三社を巡ってみることとしました。当日はあいにくの雨です。新宿都庁前から、朝7時に出発です。
雨はますます、強くなっています。荒川の上流、二瀬ダムを過ぎたあたりから、道幅の狭いくねくね道になります。ようやく三峰(みねは、神社は峯、住所は峰です)駐車場に着きました。ガスがかかっている中、階段を上り、山麓亭(いもでんがくが有名)、大島屋(わらじとんかつが有名)の前を通り過ぎます。
ほどなくすると三ツ鳥居に着きます。拝殿に行く前に、奥宮遥拝殿と日本武尊(やまとたける)像に行ってみます。参道から急な階段を上ると奥宮遥拝殿があります。晴れていれば妙法ヶ岳の奥宮が遥拝できるそうですが、今日は辺り一面真っ白です。
参道の先に、日本武津の銅像があります。三峯神社の創始者です。東征中、碓氷峠に向かう途中で三峯神社を創建したそうです。
参道に戻り、随身門に向かいます。門の両側には、狛犬の代わりに、神の使いである狼の像が置かれています。門の中にいらっしゃる方はどなたでしょうか(調査中)。門を過ぎると灯篭が両側にある参道となります。
(どなたでしょうか)
参拝を更に進みます。参道の突き当りに、拝殿への階段があります。普段は、階段から、参拝者の長い列があるそうですが、今日は幸い雨で、短い列です。
拝殿に向かって、右側には1857年に建立された木製の大型の灯篭、左側には極彩色の1853年に建立された手水舎があります。拝殿もカラフルです。
拝殿の左下の石畳には、2012年に突如現れたという赤い目をした龍神があります。拝殿下には、御神木があり、「氣」を頂きます。
参拝後、お札を頂きたいと思います。記入台で、必要な頂き物を用紙にチェックし、授与所で頂きます。
昼食は、いろいろ迷いましたが、境内の興雲閣としました。名物のしいたけ丼とひれかつ丼、そして御神酒を頂きました。秩父産キウイも買ってみました。
(現在は喫茶店)
ひれかつ丼
(秩父矢尾本店)
昼食後は、拝殿と反対にある、縁結びの木と御仮屋宮に向かいます。道の両側の木は立派で歴史を感じさせます。縁結びの木の由来は、モミの木と檜がピッタリ寄り添っていることから来ているそうです。
縁結びの木の先には、神の使者である狼を祀っている御仮屋宮があります。
バスツアーの休憩時間は2時間半ですが、そろそろです。駐車場に向かいます。途中拝殿脇を通り、摂末社をお参りします。伊勢神宮をはじめ、三峯神社とゆかりのある全国23社が集結しているそうです。
(手前は御神木)
三峯神社の次は、秩父神社の参拝です。バスは秩父市の中央、秩父鉄道秩父駅(地場産業センター)駐車場に駐車します。そこから徒歩で、秩父神社に向かいます。大鳥居、神門を通って本殿に向かいます。残念ながら、本殿は改修中で、正面は見ることが出来ません。
本殿左側に向かいます。親の心得と有名なお元気三猿「よく見て・よく聞いて・よく話す」の彫り物があります。
次に本殿右側に向かいます。こちら側には、龍が悪さをしないように鎖で繋ぎ止めている「つなぎの龍」があります。つなぎの龍の彫刻は、左甚五郎作と言われています。
本殿を時計回りに巡りました。覆いが無ければ、本殿正面に左甚五郎作と言われる「子宝 子育ての虎」の彫刻を見ることが出来たはずです。12月1日には可能らしいです。参拝後、神門をくぐり、大鳥居から正面の番場通りに向かいます。
番場通り
番場通りを数分歩くと、レトロな建物があります。
(現在はホテル)
最後は、寶登山(ほどさん)のふもと、長瀞駅近くにある寶登山神社に向かいます。ここも、創立のいわれは三峰神社と同じく、日本武尊にあるとのことです。滞在時間は30分だけでしたので参拝がメインとなりました。丁度紅葉は見頃です。神社からはロープウエーも出ていますので、次回は長瀞も兼ねて山頂の奥宮も訪れてみたいと思います。
(字が読みにくいですね)
(昭和天皇ご成婚奉祝)
雨ということもあり、帰りの高速道路は驚くほど空いていました。そのため、18時前には新宿に到着することができました。夕食は、西新宿「Di PUNTO」で頂きました。
コンポート添え
リガトーニ