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散歩

横浜 元町

 猛烈に暑い日が続いています。海の傍は涼しめ?と考え、横浜元町に出かけました。まずは、腹ごしらえ。石川町駅の近くにある「IMPASTO」に入ります。Bコース(サラダ、前菜、パスタまたはピザ、カフェ)をお願いしました。食材も見た目にも美しくおいしいのですが、ピザもパスタもボリュームがあり二人でシェアして丁度よいくらいです。

 食事後は元町をぶらぶら。イトー屋で素敵な扇子が目に留まり、買うことにしました。i

 商店街が終わって、横浜で一番歴史のあるウチキパンを過ぎます。その後、外人墓地沿いに坂道をしばらく登ります。暑いです。下の横浜のマンホールに癒されます。

 坂の先にはアメリカ山公園があります。横浜港やマリンタワーが良く見えます。

 アメリカ山公園から、外人墓地沿いに、港の見える丘公園に向かいます。やはり暑い。途中自動販売機で水を買って飲みながら歩きます。港の見える丘公園からは横浜港の全景が見えます。レインボーブリッジも見えますが、倉庫群、工場群がメインで京浜工業地帯の中心ということがわかります。

 山下公園に戻り、一休みは歴史と伝統のあるホテルニューグランドでしようと思い行ってみました。が、平日の午後にもかかわらず、カフェもテラスも満席とのこと。公園通りを横浜方向に歩きます。道の向こうには、日本郵船の氷川丸が見えます。

 公園通りを少し歩いて、カフェドラペで一休みすることにします。幸い窓際の席が空いていました。窓からは通りの反対側に、内航信号所の信号が見えます。Iの点滅は、入港のみ可、Fの点滅は入・出航とも可とのことです。港町ですね。

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国内旅行

阿蘇、熊本、天草

<一日目>

 夏真っ盛りですが、今回はJALの「どこでもマイル」を利用して(小松、宮崎、広島、熊本コースで、熊本が選ばれた!)、熊本を旅行します。一日目は熊本ドライブのモデルコースで行きます。最初は、新阿蘇大橋です。旧橋は熊本地震で崩落したそうです。橋は阿蘇方面に向かいますが、私達は、ここで白川水源方向に崖の道に分かれます。駐車場には与謝野鉄幹・晶子と黒木伝松の歌碑があります。

 午後の紅茶のロケ地の白川水源に着きました。入り口のそばにある売店で、湧水を入れるペットボトルを買いました。水源までの渓流は、CMのロケの場所、足をつけている人もいます。水源には柄杓と漏斗が置いていますので、それをつかってペットボトルに湧水を入れます。確かに大量に底から噴出しています。水源の上手には、白川吉見神社が鎮座しています。

 阿蘇中岳火口に向かいます。通常であれば、有料道路かロープウエーで火口を間近に見学できるとのことでが、昨年10月に噴火があったこともあり、今は阿蘇山上広場までです。

 中岳を少し下ると、草千里ヶ浜があります。鳥烏帽子岳のすそ野に、見渡すかぎりの草原があります。雨水が溜まった池もあちこちに有ります。遠くに乗馬体験をしている人が見えます。阿蘇パノラマラインの両側は牧場で、牛や馬がのんびり寝そべっています。

 昼食は、阿蘇神社の門前の、「はなびし」で赤牛を頂くこととします。阿蘇は水が豊富ということで、門前町の各お店の前には、趣向を凝らした泉が備えられています。

 昼食後は2000年以上の歴史がある阿蘇神社を参拝します。熊本地震で楼門、拝殿が倒壊したとのことですが、拝殿は復旧し、楼門は復旧中です。復旧した部分は白木となっています。御神水も豊富に流れています。

 最後は大観峰で阿蘇谷を一望したいと思います。駐車場から展望台へは、10分ほどの坂道です。展望台の先端からは、阿蘇五岳を一度に見えるはずでしたが、残念ながらガスがかかって見えません。明日、帰りにまたここに寄ってみたいと思います。

 本日の宿は、黒川温泉、「御客屋」です。外は、蒸し暑いのですが、夕飯の前に、黒川温泉の町を散歩したいと思います。町自体はそれほど大きくなく、一周20分ほどで回れます。瓜を盗んだ男の身代わりで首をはねられた地蔵が祀られている地蔵堂があります。祀られたのちに、ここで温泉が湧きだしたとのことです。

 夕食は、宿の農園で収穫された野菜や、熊本名産の赤牛、馬刺も出されました。阿蘇満喫です。

<二日目>

 ここは、歴史の宿、かつては細川藩の御用宿であったというだけあって、建物は木造で、年輪を感じます。今は、各部屋にトイレ・洗面所はありますが、昔は共同だったようです。お風呂は、5か所+家族風呂2か所あり、朝と夜で男女交代します。湯量は豊富です。朝風呂の後、朝食を頂きます。馬力納豆(桜納豆)と安蘇小国ジャージー牛乳が出ました。

 今日のスタートは、小国の鍋ケ滝です。予約が必要とのことでしたが、観客が少ないためか、不要でした。マムシに気を付けながら、階段を下っていきます。滝に近づくと、轟音とともに物凄い量の水が上から流れてきます。更にここは滝の裏側の空間がとても広く対岸まで歩いていくことが出来ます。「裏見の滝」とも呼ばれているそうです。滝の裏側に行きましたが、天井が落ちないかと心配になります。

 滝に行く途中、人形、マネキンがたくさん置いている家があります。何かなと、車を降りて確認すると、無人販売所でした。

 鍋ケ滝の途中には、抽象画家として有名な坂本善三の美術館があります。小国町の古民家を移築したそうですが、全館畳敷(日本で唯一)です。その隣には「鉾納社」という神社があります。神社の神秘的な雰囲気を高めているのが、両脇に並ぶようにそびえる2本の大木「夫婦杉」です。

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 今日も、途中大観峰に立ち寄ります。早速、展望台に向かいますが、遠くには昨日と異なり、阿蘇五岳が見えます。阿蘇五岳は、確かに左を頭にしたお釈迦様の寝姿に見えますね。今日は、パラグライダー体験を募集していました。

 山から一路、熊本市内に入ります。熊本城の堀の傍に城彩苑lという観光センターがあり、そこの山見茶屋で、「だご汁定食」と「たかな飯定食」を頂きました。だごとは熊本弁で“団子”のことだそうで、すいとん汁のようなものです。

 昼食後は、メインイベントの熊本城見学です。それにしても今日は暑くて(35度位)湿気があります。城の公開は北ルートと南ルートがありますが、北ルートから入りました。途中の堀や石垣は、まだ震災復旧中です。城は、地階から入り、最上階は6階で、エレベーターはありますが、階段で登ります。冷房は効いていますが、汗だく!最上階からは、3人のおもてなし武将隊が、広場でパフォーマンスをしています。暑すぎるので、南ルートは最上階から見るだけとしました。

 熊本城の隣には加藤神社がありますので、参拝しました。加藤神社は、明治4年創建ということで、比較的新しい神社です。現在、「NHK大河ドラマの加藤清正を」というキャンペーンがされているということを知りました。

 今日の最後は、肥後細川家の水前寺成趣園に向かいます。系譜を見ると細川護熙元総理大臣は18代目となっています。ここの庭園も阿蘇の伏流水が注いでいるとのことで、阿蘇は水が豊富さをあらためて感じました。昨夜、水前寺菜のお浸しが出ていましたが、土産物屋で実物をみることができました。

 熊本の夜は、胃も持たれてきたので軽くイタリアン系で、ということで藁焼き酒場「ファイアー」に入ってみました。藁焼きはカツオがないとのことで、馬肉を進められましたが、牛、馬は食べてきたので、豚にしてみました。藁で焼いていることもあり香ばしいです。数品食べたのち、トラムでホテルに戻りました。

<三日目>

 今日は天草へ向かいます。キリシタンゆかりの地でもあり、天草下島にある天草市立天草キリシタン館を見学し、歴史を学びたいと思います。キリシタン館では、偶然あばれる君のTV番組のロケに遭遇しました。8月放送とのことです。

 お昼時ですのでランチとします。天然いけす料理の「とらや」で海鮮丼を頂きました。ウニ、鯛、ヒラメ、海老、いか等々大ぶりの切り身が2重に盛られていました。

 これからは空港方向に戻りながら、観光していきます。まずは、道の駅有明リップルランドに立ち寄ります。ここには現在人工のビーチがありますが、島原・天草の乱の際、緒戦で、一揆勢が島原からこの浜に上陸したとのことです。遠くには湯島が見えますが、その島で、島原勢と天草勢が密談(談合)をしていたようです。ここはたこが名産ということで、巨大なたこのモニュメントがあります。

 次は高舞登山へ向かいます。車で、舗装されていない急峻な道を行ったのち、更に展望台へ駐車場から15分ほど坂道を登ります。展望台からは絶景、「天草松島」が一望できます。確かに、「仙台松島」と同じ風景です。

 高舞登を下って、麓のリゾラテラス天草で一休み。新しくできた海辺のリゾートで開放感が溢れています。

 次は、天草うまかもん市場 藍のあまくさ村です。入り口のちくわのモニュメントはユニークですが、ここには世界最大の天草四郎像があります。物産館の入り口にも四郎像がありました。

 天草から宇土半島に渡ると、世界遺産の三角西港があります。オランダ人水理工師ムルドが設計し日本人石工が作った港で、明治期の港が完全に残るのは日本ではここだけだそうです。特に往時は、三池炭鉱の石炭を輸出していたそうです。

 三角西港から天草街道を進むと、遠浅の海岸が見えます。御輿来海岸です。砂紋と夕日とのコラボで、日本の「渚百選」「日本の夕陽百選」に選定されているようですが、残念ながら日没はまだ先です。

 まだ1時間ほど余裕があったので、天草街道を右に折れ、パワースポットの長尾剱神社へ行くこととしました。半島の横断には県道243号線を登って下るのですが、狭く曲がりくねっており、でこぼこの部分もあり、大丈夫かなと不安にはなりましたが、無事、反対側に行くことができました。長尾剱神社は海中の鳥居で有名なのですが、残念ながら今は干潮でした。境内は急な石段を上った先にあります。干潮の時こそエイの折り紙をお供えすべきなのですが、社務所は閉まっていました。

 今回の熊本旅行ではまだ熊本ラーメンといきなり団子は食していません。空港で仕上げと考えていました。が、いきなり団子は完売でした。生ものなので、熊本に到着したときに頂くべきだっと今思います。心残りです。