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小田原、箱根

<一日目>

 今回は県民割を利用し、箱根方面に一泊旅行しました。初めに小田原をぶらぶらしようと思いますが、まずは昼食。駅近のリョウに行きます。11:30からの開店ですが、すでに待ち人が。8番目でした。人気のまかない丼と入り口に「生シラス入荷!」とありましたのでそれを頂きました。

 昼食後は、店の前の道を、まっすぐお城に向かいます。お堀に学橋が見えますが、ここから入らず、正規登城ルートの馬出門土橋から入ることとします。

 銅門をぬけると、二の丸に入ります。目につくのは白い洋館ですが、これは他のお城の例とは異なり皇室関連ではなく、昔の図書館でした。今は観光案内所です。5月28日(土)~6月19日(日)まで、あじさいと花菖蒲祭りが開催されていたとのことで、本丸の堀沿いの花は盛りで、見事でした。期間中はライトアップされるとのことです。見たかったですね。

 本丸からは、お城はすぐそこです。天守からは、相模湾が一望出来ます。陸側を見ると、小田原駅はすぐそこです。

 天守を見学した後は、城址公園にある報徳二宮神社に行くこととします。この神社は明治27年に二宮金次郎生誕地の小田原で創建されたそうです。神社にある二宮金次郎像は、戦前に全国の小学校向けに1000体制作され、その後金属供出に会い、残った唯一の像とのことです。丁度、茅輪が鳥居にありましたので、茅輪神事で穢れ?を落としました。

 公園内のSAMURAI館で、甲冑、日本刀の展示を見学しました。ブラタモリ#28でタモリがかぶった兜の展示もありました。

 市内最大のイヌマキの木を横に見て、帰りは学橋から出ました。海岸に向かうこととします。先ほど入った、馬出門土橋を通り過ぎ、喫茶かざみどりで一休みとします。

 御幸の浜海岸に向かいます。通りの家々の塀には、「MIYUKI BEACH」というプレートで案内があります。この海岸は、夏は海水浴場となります、伊豆半島がよく見えます。

 帰りは、かまぼこ通りをぶらりとします。鈴廣の旧本店があります。小田原かまぼこ発祥の店「鱗吉」ではビールセット(地ビール+じねんじょ棒)を頂きながら足湯をしました。

 宿は強羅の「ゆとりろ庵」です。夕食は、少な目セットをお願いしました。お酒ははワインと地酒「箱根街道」です。感動したのは、ここの自販機の売価です。ほとんどコンビニで買った値段と変わらない!

<二日目>

 朝湯の後、朝食を頂き、宿のあたりを散歩します。宿はケーブルカー中強羅駅のすぐ近くです。今日は、天気も良く強羅方面に明星ヶ岳も良く見えます。頂上は雲に隠れていますが。

 今日は天気も良さそうなので、箱根神社、九頭龍神社、箱根神社の奥宮である箱根元宮の「三社参り」を目指します。たまたま、先週の美の巨人たちで放映されていました。まず、箱根神社を目指します。第三鳥居は清掃作業中でした。確かに洗浄すると、朱がよく映えます。

 箱根神社の正参道では、太い杉の木の間を90段登ります。途中には、曽我兄弟にちなんだ、曽我神社があります。境内に入りますと、竜神水がありますので、用意してきたペットボトルにいれます。持っていない人にはペットボトルが販売されています。帰りは脇参道で、森の小道をのんびり下っていきます。

 次は、駒ケ岳にある、天空の社殿、箱根本宮を目指します。ロープウエー駅に近づくと、ロープウエーが途中に止まっています。なんと、今週は点検整備で運休とのこと、箱根神社のどこかに説明があればと思いました。

 気を取り直して、九頭龍神社の本宮を目指します。15分ほど歩くと、箱根九頭龍の森に着きます。ロッジを運営しているようです。神社はこの施設の中にありますので、事務所で、入場券を購入します。事務所の脇には船着き場もあり、参拝船やチャーター船で、ここまでは来ることもできるようです。更に10分ほど遊歩道を歩くと、ようやく神社に着きます。ここはパワースポット、良縁の神様だそうです。神社には小さな桟橋もありますが、美の巨人たちでは、チャーターしたモーターボートでここまで来ていました。

 濡れて足場も良くないので、帰りは遊歩道ではなく、車道で戻ります。途中、箱根神社の芦ノ湖に面した平和の鳥居への参道では、結婚式用の写真を撮影した?花嫁さんが登って来ていました。大変そうですね。

 昼食はベーカリーアンドテーブルで頂きます。コロナ前は並んでも入れなかったとか。一番人気の「米粉のカレードーナツ」と「キーウイのクリームパン」にします。食べてみると、写真で見るように、本当にカレーの中に卵が丸ごと1 個入っていました。

 午後、湖畔にだいぶん霧が出てきましたので、芦ノ湖から小田原に戻ります。旅の最後は、小田原駅西口のロータリーにある北条早雲公像の見学です。

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国内旅行

知床、阿寒湖、釧路湿原

<一日目>

 久々の北海道。今回は東方面です。女満別空港で降り、一路ウトロまで向かいます。途中、斜里町の観光スポットの、「天に続く道」、「オシンコシンの滝」、「三重の滝」を通ります。それにしても、やはり寒い。ここは、7度です。

 沈んだ観光船が出港したウトロの町に到着しました。どことなく、暗い雰囲気です。観光船の事務所の前も閑散としています。それでも、大型観光船「おーろら号」は羅臼港を出ていました。

 ウトロから知床横断道路を通り、羅臼を目指します。山を登ると、眼下にウトロの町が見えます。山道は、ウトロ側は濃霧でしたが、羅臼側は雲一つない晴天でした。

 羅臼に昼時着きましたので、昼食とします。やはり海鮮。道の駅「知床・らうす」の知床食堂で、「ウニ・カニ丼」「サーモン・イクラ・カニ丼」を頂きました。窓からは、国後島が見えます。

 昼食後、羅臼国後展望塔に向かいます。今日は珍しく?快晴です。名前の通りここからは国後島がよく見えます。知床旅情の見え方は、誇張ではと思っていたのですが、本当に「丘に登ればクナシリがよく見え」ます。

 知床横断道路でウトロに戻ります。道の駅「ウトロ・シリエトク」に立ち寄ります。コケモモアイスを頂き、「ハマナス」「コケモモ」「ハスカップ」のジャムを買いました。ちなみに、シリエトクとは、アイヌ語で大地の先端を意味し、知床の語源だそうです。

 網走に戻り、オホーツク流氷館に向かいます。3階は天都山展望台となっています。流氷体感室(気温マイナス15度)で流氷の実物に触れ、振ったタオルが凍る体験もしました。小一時間の滞在でしたが、帰るころには濃霧になっていました。

 網走の夜は、五十集屋(いさばや)に行きました。メニューで、その日でお勧めとあるものは、皆頼んでみました。お酒は、網走の「君が袖」、根室の「北の勝大海」、釧路の「福司」を順にトライしてみました。

<二日目>

 網走の朝です。静かです。

 網走監獄の前に、能取灯台に立ち寄りました。ここは、「子ぎつねヘレン」「南極料理人」「狙った恋の落とし方」や、JALの嵐のCMのロケで使われています。確かに見渡す限りの草原と、オホーツク海を望む断崖に、ポツンと灯台があり、ロマンティックではあります。

 いよいよ網走監獄博物館です。有名な白鳥由栄の脱獄シーンもマネキンで再現されています。でも網走も寒い。6月で9度です。監獄の暖房の再現もありますが、一棟でストーブが2台だけです。ここは冬はマイナス20度にもなるといわれていますが、ほとんど効き目がないように感じます。

 美幌峠へは網走湖沿いの道を走ります。途中、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」を通りますが、近くに、有名な7本のカラマツが並ぶ絵本のような風景があります。写真を撮るため畑に入る人がいるようで、「畑への立ち入り禁止」という看板もあります。

 美幌峠からは、屈斜路湖が一望できます。中島もよく見えます。道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の展望台は、道の駅から徒歩で10分程度です。昼時ですので、昼食をとりました。「美幌豚と行者にんにくの醤油ラーメン」「美幌和牛と玉ねぎカレー」を頂きました。

 昼食は摩周湖に向かいます。残念ながら、摩周湖第一展望台のレストハウスは工事中でした。次に、高さが上になり、目線が異なる摩周湖第三展望台に行きます。珍しい?のか今日は晴天です。両方の展望台の景色を堪能することが出来ました。

 摩周湖の最後は、「神の子池」に行きます。国道からの途中の道は、舗装されていません。ここは摩周湖の地下水でできているパワースポットです。幸運なことに、当日は快晴で、池はエメラルドグリーンでした。

 阿寒湖への途中、硫黄山に立ち寄ります。箱根とは異なり、噴出口のそばまで近づけます。温泉卵も黒くありません。活火山ということもあり、対処が間に合わなかった場合は、レストハウスの地下に避難せよとあります。なにも無くて良かったです。

 阿寒湖につき、ニュー阿寒ホテルにチェックイン。部屋の窓からは、阿寒湖が一望できます。窓の下には釣りをしている人も見えます。夕食は、ビュッフェで、和洋中のアラカルトです。お酒はスパークリングワインを1本お願いしました。

<三日目>

 朝食前の散歩です。風もなく湖畔は穏やかです。岸にはマリモ?らしきものが漂っています。ホテルから15分程ボッケ遊歩道を歩くと、見晴らしスポットがあります。そのそばにはボッケという熱い泥の噴出口があります。

 散歩の後の朝食は昨夕と同じ場所で、ビュッフェです。部屋の窓から遊覧船の出航を見たのち、チェックアウトしました。一路、釧路湿原を目指します。

 釧路湿原、最初の目的地のサルボ展望台は、シラルトロ沼からはすぐそこです。展望台の駐車場は10台くらいのスペースで、展望台はそこから20分ほど坂道を登ります。塘路湖の方向は良く見えますが、反対の湿原側は木が生い茂り残念ながらよく見えません。駐車場に帰る途中シカと出くわしました。

 次は細岡展望台です。ここはサルボ展望台とは異なり、施設も大規模で、湿原の大パノラマもよく見えます。展望台と国道の途中に釧路川の川岸があり、直接触れることが出来ます。

 昼食は釧路町で運営している「ロ・バザール」に立ち寄ります。釧路町は昆布森で育った仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣が名産とのことで、カキフライとカキボナーラ、クラフトビールを頂きました。

 釧路市に着きました。フィッシャーマンズワーフに行きます。近くの幣舞橋(ぬさまいばし)は北海道三大名橋とのこと。夕日が美しいらしいですが、まだ残念ながら日中です。フィッシャーマンズワーフの中では海産物をはじめとする特産品を販売していますが、毛ガニのキャッチャーには驚きました。2階の喫茶店で一休みです。

 ここの近くに道立釧路芸術館があります。「日本の洋画130年」(笠間日動美術館コレクション)を開催していましたので行ってみました。佐伯祐三や岸田劉生の絵がありました。

 まだ時間がありますので、町をぶらり。公園の遊具も船にちなんでいます。美川憲一、水森かおり歌碑があります。美川憲一の歌碑は近づくと歌が流れます。

 釧路の晩餐は、16時半から空いている「あぶり屋」に行きました。おすすめをいろいろ注文しましたが、最後は、釧路の地酒、福司のぬる燗で、北海道旅行の〆としました。