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鋸山(のこぎりやま)

 今日は房総半島の先にある、鋸山に行くこととします。当初はバスツアーの予定でしたが、催行人数が集まらず、中止となったため、個人で行くことになりました。浜金谷駅には10時頃到着です。

 早いですが、まずは昼食です。ザ・フィッシュでの食事は11時からですので、10時30分から開いている、道の反対側に有る「金谷食堂」に入ります。地魚刺身定食と三色丼、それと黄金アジのフライを頂きました。刺身は大ぶりで新鮮、アジのフライも極厚でさっぱり、房総に来て良かった!

 食事後、ロープウェイ駅に向かいます。途中、「孤独のグルメ」で登場した旅館と食堂が有りました。12時開店ですが、もう並んでいます。道を左に曲がると、直ぐにロープウェイ駅です。切符を買って、さっそく乗車します。

 今日の行程ですが、ロープウェイの頂上駅から、黄、赤の線に沿って歩きます。案内図からも分かりますが、全て階段か坂道です。3時間くらいでしたが、本当に地獄巡りです。

 頂上展望台からは、房総の海や海岸と対岸の三浦半島がよく見えます。頂上にポストがありますが、「シャロン・ポストーン」といいます。ポスト(post)と石(stone)の造語に、房州石のポストが女の子であるという設定と、恋愛に強いイメージを表現するため、女優シャロン・ストーンの名前をかけているそうです。

 最初は、地獄のぞきです。日本寺の西口管理所から入場します。10分程急な坂道を登ると、空中に浮き出た、地獄のぞきがあります。下を覗くと、断崖で、何もありません。地獄のぞきへは、最後に急な坂道を登る必要がありますが、急な上に、足下が滑りやすく、ここの上り下りも怖いです。動けなくなる人もいるようです。

 次は、ひたすら階段や坂道を下っていきます。途中、石像窟をお参りしていきます。

 更に、階段を下っていきます。石山ですので、木の根は石の上をつたっていくようです。

 更に階段を下っていきます。ようやく、最後の、護摩窟まで辿り着きました。

 大仏広場までは、比較的平坦な大仏前参道を5分程歩きます。広場では、正面に、日本一の大仏(高さ31m)が鎮座しています。ちなみに奈良の大仏は18mとのこと。広場には、お願い地蔵尊ごあり、そのそばには、お願いが書かれた5㎝ほどの地蔵尊がたくさん置かれています。

 ここから15分程、一気にスタート地点である西口管理所に登ります。ハードです!今度は地獄のぞきには行かず、百尺観音方向に進みます。切り立った石切場を抜けると、巨大な百尺観音が現れます。

 百尺観音のそばにある北口管理者から寺の境内の外へ出ます。急な坂道をおり、展望台の前に、垂直に切り立った「ラピュタの壁」が現れます。展望台も、下は垂直。今度は、ここから急な階段を登ります。

 今度は岩肌をくり抜いた「岩舞台」が見えます。その右側上方には、今回、最初に行った地獄のぞきが見えます。この先はひたすら下り坂です。かつては、鋸山の山頂の石切場から切り出した石材は、この道を通って下に下ろされていました。

 坂道の途中に、観月台があります。ここからも、東京湾がよく見えます。今日はガスがかかっていて、残念ながら富士山は見えません。まだ階段は続きます。5分程でようやく終点です。この坂は、関東ふれあいの道と言うそうです。

 鋸山を下って、帰りの電車まで、ザ・フィッシュで一休みです。お酒(ザ・フィッシュ 和蔵酒造 富津市)とサザエのお造り、コーヒーフロートを頂きました。ザ・フィッシュの隣にある金谷フェリーターミナルは全国で約60カ所ある恋人の聖地の一つです。駐車場にある「幸せの鐘」を夕暮れ時にカップルで鳴らすと、永遠の恋が成就するとか。そろそろ電車の時間も近づいてきましたので、今日はこれで帰ります。

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久能山東照宮、静岡浅間神社

 今回は、家康ゆかりの地をバスツアーで行きます。人気のツアーらしく、バスは4台で出発とのこと。そのためか、今回は東京駅近くの丸の内鍛冶橋駐車場発です。感染対策が変更になったためか、座席の透明仕切り板は無くなっています。

 早いですが、日本平の清水屋で昼食です。今日は「シラス・桜海老・鰻など8貫の寿司と鍋御膳」です。お酒は「臥竜梅」を頂きました。割とすっきりした味わいです。買い物時間はここしか無いので、お土産は、ここで買いました。

 昼食後は、直ぐそばの日本平ロープウェイに乗り、久能山東照宮に向かいます。平日にもかかわらず、ツアー客(外国人も)が多く、5分間隔で運行していましたが、ロープウェイは長蛇の列です。ここのロープウェイは下に向かうロープウェイです。ゴンドラは葵のご紋があり、姫様の籠と殿様の籠をイメージしているようです。

 久能山は、元々は武田信玄の築いた久能山城に造られているため、石垣はそのまま使われています。ロープウェイ久能山駅からは駿河湾、石垣いちごのハウスがよく見えます。さっそく楼門から中に入ります。

 楼門をくぐり、境内に入ります。鳥居がありその先に、唐門があります。唐門は、現在、閉鎖されていますので、脇の階段を登ります。途中、奉納された御神酒の樽に目が行きます。昼に頂いた、臥竜梅も有りますね。

 脇の階段を登り、御社殿にお参りします。

 御社殿左から、廟門をくぐり、廟所参道に入り、階段を登ると家康公の廟の前に出ます。雰囲気は、日光東照宮にそっくりです。

 次は家康が晩年過ごした駿府城に向かいます。現在は、巽櫓や東御門が復元されています。桜祭りが週末予定されているようで、テントが並んでいました。

 公園散策の後は、家康が元服を行った静岡浅間神社に向かいます。その前に、境内に設置された「どうする家康静岡大河ドラマ館」でドラマの紹介、衣裳等ノ展示を見学します。浜松と岡崎にも似たような施設があるようです。

 見学後は静岡浅間(せんげん)神社の参拝です。静岡浅間神社は、神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の総称です。他に境内社として、麓山(はやま)神社、少彦名(すくなひこな)神社、八千戈(やちほこ)神社、玉鉾(たまほこ)神社の4社があります。1時間ほどで7社にお参りしたいと思います。社務所で、7社参りの御朱印札を頂き、印を受領していきたいと思います。

 まずは八千戈神社です。次は、境内の最も高いところにある麓山神社に向かいます。そのためには「百段階段」を一気に登る必要があります。手すりや踊り場はなく、ひたすら登る必要があります。途中で転げ落ちたら死ぬかもしれません。これまで、落ちた人はいないのでしょうか。登り切った後に、まだ石段があります。

 階段を戻るのは、怖いので、迂回路で下ります。下った先に、大歳御祖神社が有ります。次は、神部神社と浅間神社です。拝殿、本殿とも同じ棟にあり。右が神部神社、左が浅間神社となっています。

 最後は北回廊を抜け、少彦名神社、玉鉾神社に参拝し、これで7社参りの御朱印札が成就しました。楼門を通ってバスに戻ります。

  東京駅には8時頃に戻りました。神田まで歩き、店を探します。金曜の夜でどこもいっぱいでしたが、東京ブッチャーズ神田店が空いていましたので、入りました。名前の通り、ボリュームも多く、コスパは良かったです

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諏訪大社(四社参り)

 今日は、信濃国の一の宮、諏訪大社の4社を訪れます。諏訪湖の北にある下社(秋宮・春宮)、次に南の上社(前宮(まえみや)・本宮(ほんみや))の順に参拝します。いつものように、新宿都庁前から出発です(8時発)。

 バスは、11時に下社秋宮に到着しました。早いですが、まずは昼食です。門前からの続く大社通りの「山猫亭はなれ」でお蕎麦を頂きました。地酒の高天はすっきりしておいしいですね。壁に漫画家のサインが、直接書かれているのにビックリ。

 食事後は、参拝です。国譲りの神話では、大国主神の次男である建御名方神(たけみなかたのかみ)が、国譲りに反対したものの、建御雷神に負けてしまい、諏訪まで逃れ、信濃国の国造りをしたとなっています。神橋を渡り、鳥居をくぐると、正面に樹齢800年の根入りの杉があります。諏訪大社七不思議の一つ、丑三ツ時に枝を三寸下げて眠り、幹に耳を当てるといびきが聞こえる、といわれています。

 先に進むと、幣拝殿の前に立派な神楽殿があります。正面の大注連縄(おおしめなわ)は、かつて出雲の人々の指導を受けて作られたそうで、出雲大社のものに似ていますね。幣拝殿の右に一の御柱、左に二の御柱が祀られています。三の御柱、四の御柱は時計回りにありますが、ここからは見えません。

 神楽殿の前に鎮座する狛犬は、青銅製としては日本一(身長1.7m)とのこと。境内には他に、安産ひしゃく納所、御神湯(温泉です!)などがあります。この場所は高台に有りますので、駐車場からは、諏訪湖がよく見えます。

 次は、徒歩で旧中山道で春宮を目指します。1㎞ほどの行程です。旧中山道にある春宮の一の鳥居を右折します。手水舎を過ぎ、二の鳥居をくぐります。

 正面には、神楽殿があり、その後ろに幣拝殿が有ります。幣拝殿の右に一の御柱、左に二の御柱が祀られています。秋宮と造りは、全く同様です。境内右側には「結びの杉」があります。恋愛のパワースポットらしいです。

 春宮のそばを、諏訪湖に注いでいる砥(と)川が流れています。ます。川の中にある島は浮島と言いますが、どんな大水でも流れないということで、これも七不思議の一つでだそうです。浮島橋を渡ると、万治の石仏が有ります。願い事を心で唱えながら石仏の周りを時計回りに三周すると叶う、ということなのでやってみました。岡本太郎は、「こんなに面白いものは見たことがない」と絶賛しています。

 上宮へは、バスで30分程です。ここは高台で、豊富な水や日照が得られる土地のため、御祭神が最初に居を構え、諏訪信仰発祥の地と言われています。

 内御玉殿から200m程坂道を登ると、前宮の御本殿があります。ここも、御本殿の左右に御柱がありますが、御本殿の左右に道があるため三の御柱、四の御柱を見ることができます。本殿の左側を、水眼の清流が流れています。

 最後は、上社の本宮です。前宮から2㎞ほどです。全国に一万余ある諏訪神社の総本社です。東参道(表参道)から入ります。御門を入ると廊下になるのですが、ここは布橋と呼ばれています。なぜ布橋というのかは、諸説有るようです。布橋の左側に、勅使殿がありますので、勅使がお出ましの際、布を引いたのでは?

 参拝所へは、塀重門を通り過ぎ、入口門から入ります。諏訪大社の社と異なり、弊拝殿の両側には御柱はあ参拝のため参拝のため弊拝殿に並んでいる途中、塀重門を覗くと、下に北参道が見えました。

 帰りは、北参道から戻ります。一の御柱はこちら側の神楽殿のそばにあります。ここにも明神湯が出ていますが、諏訪大社周辺は、下社も上社も温泉地帯のようです。奉納されている諏訪の地酒を見ると、昼に頂いた高天もありました。最後は大鳥居をくぐり、駐車場に向かいます。

 今日は、「四社参り」し、四社でそれぞれ御朱印を頂きまので、諏訪大社から記念に「小銭入れ」を頂きました。記念品は、年により変わるようです。新宿には8時頃戻りました。夕食は、ヨドバシカメラ近くの「マイアミ・ガーデン」でピザ、パスタ、ミラノカツレツを頂きました。

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河津桜祭り(いちご狩り)

 今月末までが見頃ということで、一度河津桜を見に行くこととします。例によって、新宿発です。バスが出発して、添乗員さんが自己紹介します。なんと、あご勇さんでした。びっくり。途中の司会は、さすがプロで、よどみないです。

 ツアーの最初は、いちご狩りです。バスを降りて5分程歩くと、いちごハウスに到着です。ハウスの中に入ると、いちごの甘い匂いがします。時間は30分ほどありますが、いちごが大粒のせいか、10分位で満腹になってしまいました。

 いちご狩りの後は、昼食です。今回も、伊豆フリーツパーク2階の食堂です。ここを利用するツアーは多いですね。メニューは、金目尽くし御膳「金目釜飯、金目入りうどん鍋、金目の野菜あんかけ」。それと、すっきりした味わいの富士錦(富士宮市)を頂きました。

 食事が済んで、一路河津町を目指します。伊豆半島の先の方なので、1時間半ほどです。バス駐車場の手前には、河津桜の原木が有ります。この町に原木があったことから、この桜がカワヅザクラ(河津桜)と命名されたそうです。ピークの時期なので、平日でも駐車場は満杯です。休日はどうなっているのでしょう?

 桜を鑑賞するため、河津川に沿って、海岸の方に進みます。今日は7部咲きくらいかな?それでも、堤防の桜並木はやはりきれいですね。今年は例年より開花が遅く、桜祭りは2月末までから、3月5日まで延長になったようです。

 川沿いに歩くと、海岸に到着です。向こうに、大島などの伊豆七島が見えます。散策時間は一時間ほどで、集合時間も近づいていますので、河津駅の前を通って、帰ります。駅前の伊豆の踊り子像は、まだマスクをしていますね。

 バスは16時に帰途につき、新宿に着いたのは21時でした。高速にのるまでが、非常に混んでいました。伊豆の先は遠いですね。夕食は、新宿の南口方向を歩き、ジョルノに入ってみました。店の名前の通り、店内はジョジョ関係の絵が多く飾られていました。こじんまりとして、気楽に入れるお店です。

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東国三社巡り

 江戸時代、お伊勢参りの後、禊ぎの「下三宮巡り」として東国三社(鹿島神宮、息栖(いきす)神社、香取神宮)を参拝する風習が有ったそうです。来月、伊勢神宮参拝を予定していますので、順序は逆になりますが、旅行支援を利用して、バスツアーで、下三宮巡りに行ってきました。

 鹿島に着くと、バスの窓から、鰐川の川岸に、鹿島神宮の西の一之鳥居が見えます。駐車場を降りると、直ぐに大鳥居が有り、その後ろに、日本三大楼門といわれる立派な楼門があります。後の二つは、筥崎宮(福岡市)、阿蘇神社(阿蘇市)とのこと。阿蘇神社は、昨年7月11日に行きましたが、楼門は熊本地震の被害で、残念ながら修復中でした。鹿島神宮の拝殿も、現在修復中です。古い風習では、摂社の高房舎から先にお参りするとのことなので、それに従いました。その後、奧参道に進みます。

 奥参道の端に、奥宮が有ります。参拝後、右奥の道を進み、要石に参拝です。石の頭が少し出ています。水戸光圀公がどこまで埋まっているか確かめようと、7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったと言われています。奥宮に戻り、反対側の御手洗池に向かい、急な坂を下ります。池の脇には、茶屋が有り、すべての料理に神宮の湧水を使用しているとのことなので、また後で、来ることとします。

 昼食は、門前の通りの鈴章でナマズ料理を頂きます。造りは、コリコリしてあっさりしています。泥臭さは有りません。お酒は、潮来、愛友酒造の「夢のしずく」を頂きました。

 昼食後は、御手洗池に戻り、神宮の湧水を使用した白玉ぜんざいを頂きます。バスの時間も迫ってきましたので、長い急な坂道を戻ります。

 次は、息栖神社に向かいます。常陸利根川沿いに、一の鳥居があり、その両脇に二つの四角い井戸「忍潮井(おしおい)があります。それぞれの井戸の中に小さな鳥居が建てられ、二つの瓶(かめ)があります。「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」と呼ばれ、1000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。これは、伊勢(三重)の明星井(あけぼのい)、山城(京都)の直井と並び、日本三霊泉の一つに数えられるそうです。

 二の鳥居をくぐると、左側に稲荷神社が有ります。神門の先に社殿がありますが、今回は、ツアー会社の計らいで、社殿内でご祈祷をして頂きました。 

 境内のパワースポットを巡ります。初めは、御神木(夫婦杉)、次は招霊(おがたま)の木、1円玉のモチーフだそうです。次は、ナギの木です。穏やかな海を凪(ナギ)と言いますが、穏やかにすべてが円満に収まる治るとして、和らぎのパワーがあるようです。ナギの葉は、葉脈が丈夫で切れないことから「男女の縁が切れないように」という意味もあるようです。最後は、薄緑色の花が咲く御衣黄桜です。どんな花か見たいものです。

 最後は、香取神宮参拝です。参道を行くと大鳥居(二の鳥居)が有ります。一の鳥居は利根川に面して立っているそうです。三ノ鳥居を抜け、総門を行くと、鹿島神宮と同じような立派な楼門があります。この先に拝殿が有ります。拝殿上部には極彩色の装飾が有ります。

 参道の左手の坂道を上ると、護国神社があります。参拝後、急な坂を上ります。坂の上に要石あります。ここの要石も、鹿島神宮同様に、水戸光圀公がこれを掘らせましたが、根元を見ることが出来なかったそうです。旧道を進むと、奥宮が有りますので、参拝します。

 参拝後は、参道の亀甲堂で、草だんご団子を頂きました。メニューに紙が貼られており、最近値上げしたんでしょうね。

 東京駅に戻りました。夕食は、神田駅近くまで歩き、PASTA FRESCAで、軽く頂きました。店名のPASTA FRESCAは生パスタのことだそうです。パスタはボリュームがありました。パスタの写真は、二人で取り分けた量です。