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散歩

東大島~東京都現代美術館

 今日は、東大島駅から東京都現代美術館(井上泰幸展)まで歩きます。空模様は良くありません。雨がぽつりぽつりです。駅前は荒川土手のそばです。川の向こうには江戸川区営のタワーホール船堀が見えます。土手には、桜が千本植えられているようです。

 駅前の高台に、大島小松川公園があります。公園の中に、西洋の城郭?らしき物があります。説明書きを見ると「旧小松川閘門。荒川と中川の両放水路開削により水位差の調節を図るため、昭和5年に完成」とあります。ということはかつてはこの前後は水路だったんですね。

 公園のすぐそばに、中川船番所資料館があります。3階には中川船番所の再現があります。壁にある番所にちなんだ川柳をみると、天下太平という気がします。2階では、昭和20~30年代の暮らしの風景が再現されています。企画展では、ここでも渋沢栄一が出てきます。

 旧中川に注いでいる小名木川沿って歩きます。川の右岸に、大島稲荷神社があります。松尾芭蕉がここに立ち寄り、句を詠んだとのこと。ただし、句碑は、最上川を詠んだ句です。なんか変ですね。

 しばらく歩くと、横十間川とクロスします。十文字となりますので、4地点を結んだクローバー橋となります。ここで左に折れ、横十間川に沿って歩きます。

 川の途中で、右に折れしばらく歩くと、東京都現代美術館入があります。

 お昼時なので、まずは、美術館のレストラン「100本のスプーン」へ。ランチのコースでビーフシチューを頂きました。白ワインを注文したところ、「清澄白河フジマル醸造所」のワインでした。地産地消なのでしょう。その場所はここから近く、本当はそこでランチを頂きたかったのですが、残念ながら今日(火曜日)は定休日です。

 今日は、井上泰幸生誕100年記念展を見たいと思います。ゴジラ等の怪獣映画や日本沈没での特撮で有名な美術監督です。写真撮影可能な場所は、博多、岩田屋のミニチュアセットです。見ての通り、細部にこだわって制作されています。デパートに掲げられた広告も細かいですね。怪獣に壊されるのはもったいない!

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国内旅行

京都、宇治

<一日目> 

 まん防も3月で終了しましたので、早速、京都、宇治に行くこととしました。朝早くに出発したので、四条烏丸の「のむら」で、おばんざい小鉢の朝食を頂きました。ショーケースから小鉢を4つ選びます。ついでに朝ビールも。

 宿(ホテルインターゲート京都 四条新町)に荷物を預け、まずは二条城に向け出発です。徳川の威信をかけた城だけ合って、二の丸御殿の細工や材質は他の城の比ではないなと感心しました。どことなく東照宮に似ています。大政奉還の舞台でとなった大広間も見ることができました(内部は撮影禁止)。通常は超混みとのことですが、今は入り口の下駄箱で分かるように空いています。

 二条城の天守閣は落雷で、本丸は大火で焼失したとのこと。天守閣跡からは、本丸庭園や京都の街が良く見えます。

 次は、二条城の北側にある神泉苑に向かいます。寺の中央には法成就池があります。弘法大師空海が 雨乞いのために北インドから善女龍王(ぜんにょりゅうおう)を招き、祈雨が叶ったことが名前の由来で、善女龍王は池の中に棲んでおられるとのこと。

 新撰組に縁のある壬生に行くのですが途中、三条会商店街を通ります。商店街の側にある武信(たけのぶ)稲荷神社には、樹齢850年のエノキのご神木がありますが、このエノキに坂本龍馬がおりょうへの伝言を彫ったとの逸話があります。ご神木の一部が空洞化し落下した枝は、チェンソーアートで龍の姿になっています。

 壬生の光縁寺に新撰組隊士の墓があるとのことで訪ねてみました。ガイドブックでは墓の見学ができるとのことでしたが、門は閉まっており、入れなさそうです。残念。途中の酒屋さんには新撰組に因んだお酒が売られていました。

 新撰組壬生屯所跡(八木家邸宅)に着きました。邸宅の管理、ガイドは邸宅前にある京都鶴屋鶴寿庵が行っています。ガイドの方に、芹澤鴨+平山五郎+女性2人が屏風の上から刺された場所と、芹澤鴨が最後に切られた場所を案内されました。見学の後は、鶴寿庵で屯所餅と抹茶を頂きます。

 屯所見学が終わって、惨殺された芹澤鴨と平山五郎の墓がある壬生寺に立ち寄りました。

 壬生から北に向かうと、島原地区になります。江戸時代の日本三大遊郭の一つと言われていますが、大門や道がクランクしていること、見返り柳など雰囲気は吉原に似ています。但し、吉原と異なり今は全くその面影はありません。

 島原の通りを東に進むと、西本願寺と東本願寺を通ります。西本願寺は、龍虎殿から入り、御影堂、阿弥陀堂を見学しました。東本願寺は、参拝のみです。更に、東に向かいます。

 七条大橋で鴨川を渡り、最後は三十三間の見学です。鎌倉殿の13人で登場する後白河上皇や清盛に関係しますので親近感がわきます。千体余の観音立像がすべて国宝で、至近距離で見学可能です。ここも、入り口の下駄箱で分かるように、見学者は多くありませんでした。ここで1日目は終了。鴨川沿いに四条河原町を経由して宿に帰ります。

 初日はすべて徒歩で通したこともあり、疲れたので宿のすぐ側の百足屋本店で、おばんざい懐石料理(新町コース)を頂くこととしました。観光客が少ないためか、客は私たちだけのようです。帰り際に、お店の方に「まん防が終わってこれからお客さんも増えますよね」と言ったところ「桜も終わり、葵祭も中止となって、先行きが見えません」と言われ、そうなんだと感じました。

<二日目>

 朝食は宿のそばの前田珈琲本店で、スペシャルモーニングを頂きました。帰りしなブラブラしていると、本能寺跡に出くわしました。この辺にあったんだと感心。

 今日のメインは迎賓館見学ですが、途中、聖徳太子が開いたといわれる六角堂に寄ります。確かに本堂は六角形ですね。山門をくぐると、敷石の中央にまるい穴があいた六角形の石があります。六角堂が京都の中心とされたことから、体の中心であるへそになぞらえて「へそ石」と呼ばれているそうです。

 遂に京都迎賓館に到着です。門の前で予約者点呼の後、地下の駐車場で注意事項の説明がありました。地下は撮影禁止です。その後、駐車場のスロープから地上に出て、迎賓館に入ります。①夕映の間、②藤の間、③桐の間、④庭園、最後は入り口右手にある聚楽の間(ロビー)に案内されます。壁や調度品は日本伝統技能の粋です。

 京都御所の北側に、相国寺があります。相国寺は臨済宗相国寺派の大本山で、金閣寺、銀閣寺は塔頭寺院(末寺)です。初めは、方丈ですが、裏方丈(石の川が造られている苔庭)、表方丈(白砂を敷き詰めただけの前庭)があります。次は、法堂で、天井には蟠龍図があります。お寺の方によると、鳴き龍で八方睨みはここだけとのことです。内部は撮影禁止のため、今回の特別拝観券を添付しました。最後は、開山塔で夢窓国師像が安置されています。

 お昼時となりました。烏丸通に面した「スケルツォ」で生パスタとグラスワインを頂きました。食後は、下鴨神社に向かいます。

 途中、上御霊神社に立ち寄りました。文政2年(1467年)に畠山政長と畠山義就がここで争ったのが応仁の乱の始まりとのことです。参拝後、出雲路橋を渡り、しばらくすると下鴨神社の参道になります。

 下鴨神社は、崇神天皇の七年(BC90)に修造がおこなわれたという記録があり、それ以前の神代時代からまつられていたとのこと。いずれにしてもすべての案件に対するパワースポットらしいです。とは言え、歩き続けでしたので、参拝の後、休憩所でお汁粉を頂きました。

 参道に沿って、潮見の小川が流れています。「風そよぐならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける」(百人一首:従二位家隆)にある小川です。参道の先にある河合神社は下鴨神社の摂社です。鴨長明は河合神社の禰宜の息子として幼少時代を過ごし、河合神社には長明が晩年過ごしたと言われる建物を再現した方丈の庵が展示されています。びっくりするくらい小さい!今日の最後は、京都仙洞御所・京都大宮御所、出町枡形商店街を通って向かいます。

 京都仙洞御所・京都大宮御所のツアーは15時30分からです(なんと無料!)。参観者休所を定刻に出発し、最初は、大宮御殿を外から見ます。これは京都迎賓館ができるまでは、迎賓館として使用されていたとのこと。ダイアナ妃もかつてここに宿泊したそうです。その後、北池、南池の周りを小一時間巡ります。庭が大変美しく整備されています。※仙洞御所:上皇の御所、大宮御所:皇太后の御所

 宿に帰る途中、京都御所の西側にある、澤井醤油に立ち寄りました。うすくち醤油と刺身醤油を買いました。

 今日も良く歩きましたので、遠出はせずに、近くのおばんざい居酒屋の「太郎屋」に行きました。濁りワインを飲みながら、家庭料理をいろいろ頼んでみました。

<三日目>

 今回の旅行の目的は、京都迎賓館と宇治平等院です。最終日は、宇治平等院の見学です。鳳凰堂内部の見学は早い人順なので、早めに行きました。ここもまだ観光客は多くないようで、並ばずに入ることができました。丁度、藤の花が満開でした。

 朝早く出ていますので、朝食はJR宇治駅近くの中村藤吉本店でとりたいと思います。店に入って奥に、製茶工場を改装したカフェがあり、そこで、きつね茶蕎麦、炊き込みご飯、抹茶ゼリーのセットを頂きました。

 帰りは京阪電車で戻ります。終点の出町柳駅から、バスで銀閣寺に向かいます。4月の中旬ですが、今日は日差しが強烈です。銀閣寺は足利義政の住居ということもあり、思ったよりこぢんまりしています。展望所からは、近くに銀閣寺、遠くには嵐山、愛宕山がよく見えます。

 河原町方面で昼食をとることとし、バスで向かいます。車窓からいろいろ見えますが、河原町通りの牛光は混んでるようです。木屋町通りの「Conel」でハンバーグランチと飲み物を頂きました。ハンバーグのソースは柚子胡椒にしました。

 寺社めぐりの締めくくりは、八坂神社です。拝殿にある鈴が非接触で振れたり、緒が抗菌仕様だったりして、さすが天下の八坂神社だと感心しました。ラストは八坂神社の末社でパワースポットの美御前社(うつくしごぜんしゃ)に参拝し、「美容水」で頬を清めました。

 最後はイノダコーヒ本店で、アラビアの真珠を頂いて帰ることとします。今回も良く歩きました。

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国内旅行

出雲大社、鳥取砂丘、松江

【一日目】

 全国的にまだまん延防止等重点措置がとられていますが、山陰に行くこととしました。空は快晴。米子鬼太郎空港から、車で出雲大社に向かいます。途中、ベタ踏み坂として有名な江島大橋を通ります。島根の橋はここに限らず、下を大型船が通るためか、桁がどこも高くなっています。

 出雲大社の駐車場ですが、予想通り、ガラガラです。大社に参拝する前に、神在月(他の場所は神無月)に全国の神様がいらっしゃる浜(稲佐の浜)と道(神迎の道)に向かいます。

 神迎(かみむかえ)の道は、神様の通られる道なので、掃き清められ、各家の軒下には一輪挿しが飾られています。

 神迎の道沿いには、出雲そばのお店が多くあります。「かねや」に入り、三色割子5段をお願いしました。一時過ぎには、お店は閑散となりました。普段は混んでいるのでしょうね。

 食事を終えて、道を急ぎます。稲佐の浜に到着です。浜の中央には神事が行われる弁天島がありますが、工事中で側には行けません。近くの浜で、砂を頂きます。後ほど大社に供えます。

 いよいよ大社に参拝します。鳥居は銅製で毛利藩が寄進したそうです。参道は左を進みます。

 境内のあちこちにウサギ像があります。因幡の白ウサギがモチーフにちなんでいるのでしょう。

 拝殿と御本殿(八足門から)で参拝をします。

 ご本殿の裏手には、素鵞社(そがのやしろ)が鎮座しています。社の下で稲佐の浜で頂いてきた砂をお供えし、代わりに素鵞社の砂を頂きます。

 参拝を終えて、神門通りに戻ります。神門通りの先には、一の鳥居があり、その下あたりに、一畑電車の出雲大社前駅があります。

 出雲大社から、今日の宿泊先の玉造温泉に行く途中、木綿街道に立ち寄ることとしました。木綿の流通の道として栄えたとのことで、酒蔵や醤油蔵、旧家など風情ある町並みです。但し、時節柄?観光客ゼロ。ここの宇美神社も縁結びの社だそうです。

 宿は「佳翠苑皆美」です。従業員は多く、皆さん丁寧で、逆に恐縮しました。宿は割と混んでいました。ここは、2021年度の「人気温泉旅館ホテル250選」で「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」の5項目でいずれもベスト10前後となっているとのことです。

 いよいよ夕食です。和風懐石です。

 お酒は、地ワインと豊の秋を頂きました。

 最後は、炊き込みご飯とデザートで終了。良い一日目でした。

【二日目】

 朝食は、和洋50種類以上あるというビュッフェで頂きました。昨夜は見えませんでしたが、お庭がとても美しいです。

 食事の後は、玉作湯造神社に参拝です。玉造温泉は、宍道湖に注ぐ玉湯川に沿って両側に温泉宿があります。神社の途中、川岸に足湯がありました。

 玉作湯神社は高台にあります。二の鳥居から階段を上がると、一の鳥居に着きます。時間が早かったことから、残念ながら社務所はまだあいていません。叶い石は頂けませんでした。拝殿で参拝後、石はありませんが願い石に触れ、お願いをしてきました。宿に戻って、最後、最上階にある展望露天風呂に入りました。

 鳥取砂丘への途中、黄泉の国にまつわるパワースポットに立ち寄ることとします。イザナギノミコトと結婚し、国生みとと神生みを行った女神イザナミノミコトを祀る揖夜(いや)神社です。

 近くには、黄泉比良(よもつひら)坂があります。夫であるイザナギノミコトは死んでしまったイザナミノミコトに会いたくて、黄泉の国に行くのですが、変わり果てた妻の姿に驚き、現世に逃げ帰ります。追っ手が来る中やっとの思いで脱出し、千引(ちびき)の岩で封印をしますが、ここがその場所です。途中ここに生えていた桃の実を追っ手に投げ、退散させたそうです。

 砂丘の前に、鳥取城址に立ち寄ることとします。二の丸の石垣の下に迎賓館等を設計した片山東熊設計の仁風閣があります。旧藩主はこの窓から、石垣をご覧になっていたのでしょうね。仁風閣の向かいにある鳥取博物館で、小早川秋聲展をしていました。東京で見逃していたので、さっと見学しました。

 いよいよ砂丘です。今日は雨が降ったりやんだりで、本来は良くないのはずですが、砂丘ツアーには好都合と思います。というのは砂がしっとりしているため、砂が靴に入らず、またそれほど抜からないので比較的歩きやすく、砂塵もないためです。とはいうものの、砂丘中央の第二砂丘列の頂上に行くのは一苦労です。砂丘の中にいると、日本にいるとは思えない幻想的な感じになります。

 白兎海岸の道の駅から、白兎神社に参拝に向かいます。階段を上った先に、イナバの白ウサギと大黒様、大黒様と結婚する八上比売(やがみひめ)の砂像があります。一の鳥居の上には、社務所で頂くはずの「縁の結び石」があります。石を投げて鳥居の上に置くことができたら願いが叶うそうです。手水舎でてをかざすと大音量で、唱歌「大黒さま」が流れてきます。社務所に参拝者が来たことを知らせるのでしょうか。白兎神社ですが、本来は白兎の治癒にあやかり皮膚病の御利益のはずなのですが、大黒様と八上比売の方の恋愛成就の御利益メインになっているようです。神社入り口ににはピンクハートの兎ポストもあります。

 夕食はホテル近くの「海鮮問屋村上水産」に行きました。イカ、モサエビ(殻は唐揚げにして頂きました)、赤カレイ、砂丘らっきょ、イカシュウ等々。ワインと日本酒に合います。今日も満足な一日でした。

【三日目】

 鳥取を発ち、一路境港に向かいます。境港は、駅前から水木しげるロードが始まります。道の両側にある妖怪のブロンズ像は全部で177体あるとのこと。水木しげる記念館ですが、通常であれば妖怪の着ぐるみがお出迎えとのことですが、観光客が少ないためか、お出迎えは無しです。

 境港駅前には、水木しげる先生執筆中の像があります。鬼太郎とねずみ男が見ています。駅の待合室のベンチも妖怪一色です。

 境港のお昼と言えばは、お寿司です。駅の隣に、妖怪巨大壁画が書かれている「みなとさかい交流館」があり、その1階にある大漁丸に入りました。東京では頂けない、旬の鮮魚だらけです。のどくろの握りと肝も頂きました。

 昼食後は、松江に向かいます。松江と言えば、松江城。お堀の脇の駐車場に車を止めて、さっそく天守に向かいます。途中には、鳥取城と同様、洋館(興雲閣、現在、中は喫茶スペース)がありました。いずれも、天皇の行幸対応で造られたものです。天守からは、南方に宍道湖が見えます。

 お城を出て、お堀沿いに散策します。残念ながら、小泉八雲記念館は休館中でした。途中、堀沿いの塩見縄手地区(縄手とは縄のようにのびた道をいい、ここは日本の道百選に選ばれた)にある武家屋敷を見学しました。

 休憩したいところです。堀から道を上ったところに、藩主松平不昧公が建てた茶室(明々庵)が移設され、そのそばで、抹茶を頂くことができます。明々庵へは急な石段を登りますが、そのおかげでお城がよく見えます。

 宍道湖の夕日スポットに行くこととします。ここは夕方になると、宍道湖に沈む夕日と嫁ヶ島、袖師地蔵のシルエットがとてもロマンチックで美しいとのことですが、まだ時間が早いのが残炎。今回の旅行最後の食事は「やまいち」で頂くこととします。カレイの唐揚げ定食を頂きました。始めに、豆腐と卵とお漬物。カレイは、からっと揚がっていて、骨まで頂けました。しじみ汁は、しじみが山盛りでした。

 夕食の後、帰りの飛行機にはまだ時間がありましたので、美保神社と美保灯台に寄ることとします。途中には夫婦岩があります。美保神社は、漁業・商売繁盛の神(えびす様)と農業・子孫繁栄の神(ミツホヒメノミコト)が祀られています。出雲大社(大黒様)と両方参拝「両参り」が縁起がいいとされていますので、これで達成しました。

 美保神社の鳥居をくぐると右側に石畳の通りがあります。通りの先にある仏谷寺への江戸時代の参拝道の遺構とのことです。あたりはもう薄暗くなってきていましたので、人もおらず、少し不気味な感じがしました。

 いよいよフィナーレは美保灯台です。この灯台は1898年に初点灯された山陰最古の灯台で、「世界の歴史的灯台100選」や「日本の灯台50選」に選ばれている日本を代表する灯台とのことです。目の前の漆黒の美保湾と灯台の点滅は非常に幻想的でした。

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国内旅行

山口(萩~下関)

【一日目】 

 山口県は、県全体が2月1日から蔓延防止等重点措置の対象となりましたが、昨年既に予約していることもあり予定通り出発しました。山口宇部空港からまずは秋吉台に向かいます。朝方雨がぱらついていましたが、あがりそうです。

 秋吉台の駐車場はガラガラです。入り口に続く土産物屋もほとんど閉店です。秋芳洞の入り口から最終地点までは1㎞くらいのアップダウンですが、すれ違ったのは5組位でほとんど無人です。おかげ様でじっくり洞内を鑑賞できました。 

 洞窟の途中にエレベーターがあり、秋吉台に上ります。(下は秋芳洞、上は秋吉台)エレベーター出口から、カルスト展望台へ行くのですが、地図では徒歩5分とありますが、急な坂道であり、洞内アップダウンの後には応えます。一息では行けません。展望台に着くと、一面のカルスト台地が見えます。展望台の隣にあるジオパークセンターで休憩です。甘いものでエネルギーを補充しました。

 出口からの道は木の匂いが立ちこめ森林浴です。途中の土産物屋では、鍾乳石を売っていました。国定公園で採取していいのかな? これから山口に向かいますが、途中、超パワースポットの別府弁天池に立ち寄ります。ここの湧き水は透明度が高く、日本の名水百選に選定されています。水は蛇口から飲み放題です。

 萩へ行く途中、山口市の瑠璃光寺に立ち寄りました。お寺には国宝の五重塔があります。日本三名塔とのことです。本堂への階段の左側には身代わり地蔵、右側には後生車(ごしょうぐるま)があります。閻魔大魔王に罪を許してもらい極楽浄土へ行けるように車を回してお願いするそうです。思いっきり回しました。

 萩に着き、早速、散策です。城下町周辺は世界遺産になっており、道路がアスファルト舗装でなければ、江戸時代にタイムスリップしたようです。世界遺産地区の内にある萩博物館は蔓延防止のため明後日まで臨時休業とのこと。残念!それにしても三日間でいいのかしら?景観維持にはコストも掛かりそうで、残念ながらメンテされていない塀もありました。晋作広場には高杉晋作の立志増があります。地元の人によれば、萩城を見ているそうです。指月橋から城址に入ります。ここもあたりには誰もいません。暗くなりましたので宿に戻ります。

 夕食は河豚会席でした。ふぐ刺し、ふぐちり、ふぐ天、和牛のプレート焼き等々。お酒は、地ワイン(維新ファイブ)とプーチン来日時に飲んだという萩の酒、東洋美人を頂きました。長い1日でした。

【二日目】

 朝の散歩ですが、日の出は東京と30分程違います。6時過ぎでもまだ真っ暗です。散歩の後、朝食です。萩は河豚、鮟鱇、烏賊が特産とのことで、それぞれが出ました。宿はリゾートホテル美萩で海岸に面しています。宿泊客が少ないので、大浴場、露天風呂とも今朝は無人でした。

 最初は、松陰神社に向かいます。神社に入ると、真っ先にあの有名な松下村塾があります。その隣に、松陰が幽囚されていた旧宅があります。その奥が、松陰神社です。訪れる人が少ないこともあり、厳粛な気持ちになります。境内の土産物屋で、国光製菓のママレード、夏みかんの丸漬けを買うことができました。(国光製菓は水曜日が定休で買うことを諦めていました)

 次は、山口の観光案内には必ず掲載されている元之隅神社に向かいます。CNNが「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出したこともあり、混雑期には駐車までに何時間もかかる場合があるとのことですが、今日は時節柄ガラガラです。鳥居の向こうには、波によって海水が中の空気と一緒に吹き上がる「龍宮の潮吹」も見えます。大鳥居の中央上部(高さ約5m)に設置されている日本一入れにくいとされている有名なお賽銭箱ですが、誰もいませんでしたので、何回も投げるうちに、コツをつかみ、何回も入りました。願いも数多く叶うかも?高台の千畳敷から、一帯を眺めて、次に進みます。

 次は、本土と角島を結ぶ「角島大橋」です。これも山口の観光名所で、パンフレットには必ずあります。人もいないし車も通っていません。この橋は「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞も受賞しているそうです。昼食は角島の先端にあるグランビスタ角島で、海鮮丼と瓦そばのセットを頂きました。店の前の堤防がロケ地になったとのことで、現場紹介の大きな看板があります。

 最後は、下関です。下関グランドホテルに宿泊しましたが、目の前が連絡船の船着き場で、関門海峡を通過する貨物船がよく見えます。夕食ですが、ホテルに近い「カモンワーフ」に行きました。蔓防で飲食店はほとんど閉店しています。3階にある敦煌で中華定食を頂きました。飲めないこともあり、客は1組のみでした。眺めは最高です。もったいないね。

【三日目】

 朝食の前に、まずは散歩です。林芙美子生誕の地、金子みすゞ顕彰碑、最古の現役郵便局等々を1時間かけて見てきました。朝食には、やはり河豚が出ました。

 朝食後は、関門橋まで歩くこととします。まずは亀山八幡宮。世界一のふぐの像があります。境内では豆まきの準備をしていました。しばらく行くと赤間神宮があります。壇ノ浦の合戦で入水崩御された安徳天皇をお祀りしています。境内には、平家一門の墓があり、その横には、芳一堂があります。小泉八雲の「耳なし芳一」のモデルとのこと。赤間神社に隣接して、日清戦争の講和会議の舞台となった春帆楼があり、その敷地の中には日清講和記念館があります。(春帆楼はふぐ料理公許第一号、春帆楼のとらふく雑炊スープは空港売店では売り切れでした)しばらく歩くと関門橋が大きくなってきます。

 いよいよ対岸に渡ります。関門トンネルの人道は無料です。全長780メートルですが、途中に県境があります。あっという間に渡ってしまいます。対岸に下関が見えます。門司側の出口の側にある和布刈(めかり)神社は、非常に古く、神功皇后が三韓征伐の後、西暦200年創建と言われています。

 しばらく海岸沿いに歩くと門司の街につきます。門司港レトロ展望室に上り、関門海峡を一望します。海岸沿いにレトロな建物を見学していると、お腹がすいてきます。門司と言えば焼きカレー、何軒もありましたが①6年連続福岡ブランド認定店、②秘密のケンミンショー福岡県代表、③お客様が選ぶ「門司港で1番おいしい焼きカレー」1位・・・?とありましたのでプリンセスピピにしました。野菜ソムリエ焼きカレー、ふぐのフライと門司港バナナビア(ノンアルコール)を頂きました。そうこうするうちに下関に戻る時間となりましたので、連絡船に乗船しました。かなり揺れますが、5分くらいであっと言うまにつきます。泊まったホテルの真ん前です。

 下関に戻り、唐戸市場に行きました。午前5時から午後3時までのことで、もうすぐ終了時間です。今考えれば、朝食前にここを訪れるべきでした。早朝からお店と食堂が開いていました。最後は、現存する最古の領事館である旧下関英国領事館を訪れます。一階がギャラリー(無料)で2階がLizというカフェです。ダージリンと焼き菓子を頂きました。これで観光終了。山口宇部空港に戻ります。

 山口宇部空港は、蔓防のためレストランは閉店、アルコールも売っていません。仕方が無いので、10分程歩いて、空港の外のスーパーマーケットで飲み物とおつまみを買ってきました。山口のお土産は、松陰神社で買った、国光製菓のママレード、夏みかんの丸漬け、長州地サイダー、ミヨシノ醤油、中・四国限定 ポッカ瀬戸内レモンレモネードとチョンマゲビールと重いものばかりでした。

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丸紅ギャラリー

 BS日テレのぶらぶら美術博物館で丸紅ギャラリーを紹介していました。昨年11月に開館したばかりでまだ行っていないことや、オミクロンの急拡大で緊急事態宣言が出され飲めなくなるとまずいので早速出かけることとしました。

 まずは腹ごしらえ。神田駅そばのキュル・ド・サックでランチ。1100円ですが、前菜、パン、メイン、デザート、飲み物が出ます。私はパンプキンスープとポークソテーを頂きました。

 食事の後は、神田駅西口商店街を通り、竹橋方向に向かいます。商店街の中程に佐竹稲荷神社が鎮座していました。この場所に秋田佐竹藩の江戸屋敷があったということを知りました。

 丸紅本社は昨年5月竣工とのことで、まだぴかぴかです。一階ロビーはもったいないくらい広々しています。受付に向かって右側にあるエレベーターで二階ギャラリーに向かいます。ギャラリーの中は撮影は禁止です。

 ギャラリ-を出てからは、お堀沿いに内堀通りを歩き、和田倉噴水公園にあるスタバで休憩して、東京駅経由で帰りました。

 

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散歩

池上七福神、池上本門寺

 急速にオミクロン株が蔓延しそうです(東京都の新規感染者3,124人 先週比+2,483人)。非常事態宣言がだされ、アルコールが提供されなくなると、楽しみも半減?するので、早速出かけることとしました。疫病退散の願いも込めて、また七福神巡りとしました。今日は池上七福神と途中で本門寺に立ち寄ることとします。

 大田区商店街のMAPに沿って行くこととします。七福神巡りの色紙がありますので訪れたお寺でスタンプを押していきます。下は最終形ですが、2カ所七福神巡りとは異なるスタンプを押したお寺があります。時期が遅かったためか?

 最初は、曹禅寺です。布袋尊で、福徳、円満、忍耐を授ける弥勒菩薩の化身神とのことです。ここで色紙を頂きました。石庭の美しいお寺でした。次は微妙(みみょう)庵、毘沙門天で、威光と財宝授与の北方守護の武神とのことです。

 次は本光寺です。少し離れていますので15分程歩きます。大黒天、米俵をふるまう裕福で台所の守護神です。お昼時なので、ランチのため駅方向に向かいます。途中、池上警察署のそばに馬頭観音堂があります。大黒天を祭っており、かつてはここが七福神巡りのコースでしたが、今は、門が閉じられており、入ることができません。

 ランチは、トラットリア・ロッソで頂きました。コースは鳥のグリルか、魚のソテーです。付け合わせの春菊と牡蛎の炒め蒸しはさっぱりしていました。

 腹ごしらえもしましたので、本門寺に向かって出発です。参道の途中に、本成院があります。福禄寿で、福と禄と寿命を授ける老人神です。参道の最後は、総門です。仁王門に向かって急な石段です。きつそう。

 石段を上ると先には、壮麗な大堂があります。早速、大堂の中に入り、祈願しました。大堂の奥の受付で御朱印も書いて頂きました。参詣のあとは、本門寺の裏手にある大田区立の池上梅園に向かいます。お寺は高台にありますので、たらたら下に降りていきます。やはり梅にはまだ早く、花は見ることができませんでした。

 梅園の後は、厳定院です。弁財天で、芸術、弁舌、才智、財宝を司る女神です。それにしてもこのあたりは非常にお寺の多い地域です。妙見堂ですが、本門寺大堂のそばにあり、また石段を登る必要があります。総門の右手にある大田区立池上会館のエレベータに乗って上まで行くこととします。とても楽。

 会館屋上からの眺めはとても良く、富士山や川崎のビル群が見えます。会館を出ると、本門寺の五重塔がありそれを右に進みます。

 妙見堂は、こぢんまりしたお堂です。樹老人で、長寿と学びを授ける老人神とのこと。帰りは、階段で降りました。エレベーターを使わない場合は、この階段の往復となります。

最後は養源寺です。恵比寿天で、商業漁業繁栄、家庭円満の福の神です。本門寺と池上駅との間には呑(のみ)川があります。洗足池からも流れ出ているそうです。きれいな川です。

 最後は、池上駅前の欧風菓子・パーラーエノモトで一服です。ホームページによれば、お店がオープンしたのは、戦後まもなくだそうです。ショコラノワールと苺のショートケーキを頂きました。

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散歩

日本橋七福神

 昨日は大雪でしたが、今日は快晴です。松の内も今日が最終日なので、七福神巡りをすることとします。但し、昨日の雪はまだかなり残っているので、歩きは慎重に行きたいと思います。巡りかたは、神田駅を降りて、人形町商店街のサイトの順路を時計回りに行くこととし、さっそく寶田恵比寿神社からスタートしました。

 次は椙森神社です。寶田恵比寿はこぢんまりとしていましたが、ここは比較的大きく立派なお社です。ここも恵比寿様です。江戸時代には神田の柳森神社、新橋の烏森神社と並んで「江戸三森」として信仰されたとのことです。次は、笠間稲荷神社です。ここは寿老人、長寿の神様です。

 途中、 工房とギャラリーショップが併設されている HARIOランプワークファクトリー(小伝馬町店)や、もと大使公邸料理人の方が運営しているBENTO LABOを覗きながら歩きます。

 次は、末廣神社です。毘沙門天です。ここは昔、疫病鎮めの信仰を集めたそうです。コロナ静まりますように。昼時にもなって、途中、洋食屋BONTEの前を通りました。近所の人が続々昼食に入っていきますので、私もとも考えましたが、先に進みます。今度来ようと思います。

 半分来ました。後、四カ所です。おなかがすいているせいか、昼食時の飲食店が目に入ってきます。今半の前を通り、次は松島神社です。大黒様です。お社はビルの1階に鎮座しています。お参りの後は、人形町通りを渡り、道の反対側の水天宮、弁財天です。日本橋七福神のお社の中では、一番大きな神社です。元旦は大勢の人が参拝していたと思いますが、当日は下の写真にあるような状況でした。

 あと2カ所。次は茶の木神社です。布袋様です。いよいよ最後は、小網神社、福禄寿です。事前の予想通り、平日のお昼にもかかわらず、この神社だけは、大勢の参拝者が列をなしていました。「強運厄除の神」として、パワースポットとして人気があるようです。お守り等を頂く列と、参拝の列に分かれていましたので、私は参拝の列の並びました。

 

 小網神社の鳥居をくぐって左側には、福禄寿の像が鎮座しています。健康長寿の御利益とともに、「福徳」「人徳」「財徳」など、さまざまな「徳」を授ける神様とのことで、参拝者は皆、私もですが、頭をなでさせて頂きますので、頭はつるつるです。これにて、日本橋七福神巡りは無事終了です。

 昼食は、シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクール。13時過ぎでしたが15分ほど待ちました。外国人が多く、回転率はよくありません。出て行くのは基本的に日本人です。ランチの魚介グラタンと白ワインのボトルを1本頂きました。

 最後は、八重洲のアーティゾン美術館に行き、M式「海の幸」森村泰昌展を見て、1階の喫茶で今日の締めくくりです。結構ハードでした。

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散歩

新小岩、下総中山

 今日は、2019年4月から6月までテレビ東京で放送され、今月から劇場版が公開されている「きのう何食べた?」の、主人公のお二人のお住まいの近く?の商店街に行きたいと思います。まずは、新小岩駅前のルミエールへ。アーケードが400m程度南北にあり、歴史は古いとのことですが、割と明るく、整備されています。

 まずは、昼食。とりあえずは以前「有吉の正直散歩」で紹介された、「フォークダンス」にスパゲッティーを食べに行くこととします。メニューはデミグラスソース、トマトソース、サーモンソース(秋季限定)の3種類のみ。自動販売機で、デミグラスソースと赤ワインの食券を買い、注文しました。目の前の製麺機から生麺が押し出されそれを適当な長さに切っていくのですが、油断をすると下に落ちそうで冷や冷やします。面は生だけあり、乾麺とは違いもっちり感がありました。写真で紙ナプキンの前に食べ方が記載されています。拡大してみてください。

 食事の後はいよいよ中村屋へ行きましょう。左はTVの写真で右は同じ角度から見た写真です。ここですね。現在は残念ながらまいばすけっとの衣替えです。通りの反対に古着屋さんがありました。一着150円ですので、一通りそろえても安い!

ここまできましたので次は電車を3駅乗って、下総中山へ行きます。まずは駅前の参道をまっすぐ行くと日蓮宗の大本山である法華経時にぶつかります。参道は車の往来が多いので気を付けましょう。予想よりも奥が深く、大きな寺院でした。参拝の後は、そばの東山魁夷記念館に行きました。当日は、東山魁夷の奥さんの画家集団、川崎家の画家の特別展が開催されていました。記念館の喫茶店は広くはありませんが中庭に面しています。暖かければ屋外で頂くこともできるのですが、窓から観賞していました。器ですが、市川市では市の運営する場所では、道のモチーフの食器を使用しているようです。

 最後は本八幡方面、葛飾八幡宮に立ち寄ります。特に印象的なのは樹齢1200年と言われる銀杏の巨木です。昭和6年に国が天然記念物に指定したとこことなのでとても価値があるものと思います。夕方、緊急事態宣言も明け、本八幡の町は活気が出ます。南口を真っすぐ200m程南下し、家庭的なイタリアンkenkenで夕食を頂き今日は終了としました。値段の割にはボリュームがあり、コスパはいいと思います。

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散歩

亀有~柴又

 明日から4度目の緊急事態宣言が発出されます。今日が当面の昼飲みの最終日なので早速出かけることとします。例によって、昨日、「ぶらり途中下車」で亀有の香取神社を紹介していましたので、まずはそこに行ってみます。亀有とくれば、やはり両さんです。駅の南口、北口それぞれの出口で両さんはお出迎えしてくれます。

 まずは腹ごしらえ。の前に、駅南口の元祖栗どら焼きの店「するが」で、どら焼きではなく、シャインマスカットと赤肉メロンのフルーツ大福を買い、店の前でパクリ。とても大福とは思えず、みずみずしく果実そのもの。売り切れ御免の商品とのことなので買えてよかったです。南口を出て、通りをしばらく歩き、「ビストロビスク」に入ります。ランチ時間の割には、意外とすいていました。1,700円の ランチコース を頂くこととします。オードブル、スープ、メイン(たらとタイのグリルかステーキ)、パン、デザート3種、コーヒーのフルセットです。オードブルとデザートはボリュームがあり、お得感があります。明日からはアルコールが飲めなくなりますので、ビールとワインもお願いしました。

 食事の後、香取神社に参拝しました。闘いの神さまとのことで、スポーツや足腰、健康にご利益があるようです。神社で名前を付けて可愛がっていた石の亀さん、賽銭箱の4体のうち1体と、手水の1体がいなくなったとのことです。早く戻ってほしいものです。参道の左側には、例によって両さんもいます。

 神社の隣は、アリオ亀有です。三階には、こちら亀有公園前派出所をテーマにしたゲームセンターがあります。その中には、本当に派出所があります。派出所の中の机の上に、両さんの始末書がありますが、本当にリアルです。

 外はまだ日差しは強いのですが、最後は、中川を渡り、寅さんに会いに、柴又に向かいます。30分ほど歩けば、柴又駅で、寅さんがお出迎えです。帝釈天参道を通り、帝釈天でお参りをしました。さすがに疲れてきたので、帰りに駅近くの船橋屋に寄りました。「くず餅乳酸菌入りかき氷」を注文。冷たくてもおなかにやさしいとのこと、ホントかな?

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散歩

日比谷~国会議事堂前

 遂に緊急事態宣言も終了し、昼ノミが二人までであれば可能となりました。6月11日のガイアの夜明けで、プレスセンターのアラスカの閑散とした状況が放映されていましたので、景気付けにということで行ってきました。ランチの一人ドリンク2杯付コース+赤のボトルを1本お願いしました。お店はランチタイムということもあり、ほぼ席は埋まっていたように感じます。窓側の席をお願いしていましたが、晴れていることもあり、日比谷公園、官庁街等見晴らしは最高です。天井も高く流石という感じです。会計の際、テレビ番組の反響を伺いましたが、アラスカのキッチンカーには長い行列ができているとのことです。まずは何よりです。

 アラスカを出た後は、虎ノ門方面をぶらり。虎ノ門の由来は、港区のHPによれば「江戸城の西に位置する虎ノ門は、西の獣神「白虎」にちなんだ名」にちなんでつけられたとか。地下鉄虎ノ門駅の入り口に鎮座する虎のブロンズ像を見た後は、赤木ファイルで揺れている財務省の前を通り、国会議事堂へ。最後はまたキャピトルホテル東急のバーで一休み。オールドパーの水割りで仕上げ、国会議事堂前駅から帰りました。今日は久し振りによく飲みました。