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国内旅行

三峯神社、秩父神社、寶登山神社

 新美の巨人たち(テレビ東京10月22日)で、秩父を放映していました。まだ行ったことが無かったので、四季の旅催行のバスツアーに参加し、秩父三社を巡ってみることとしました。当日はあいにくの雨です。新宿都庁前から、朝7時に出発です。

 雨はますます、強くなっています。荒川の上流、二瀬ダムを過ぎたあたりから、道幅の狭いくねくね道になります。ようやく三峰(みねは、神社は峯、住所は峰です)駐車場に着きました。ガスがかかっている中、階段を上り、山麓亭(いもでんがくが有名)、大島屋(わらじとんかつが有名)の前を通り過ぎます。

 ほどなくすると三ツ鳥居に着きます。拝殿に行く前に、奥宮遥拝殿と日本武尊(やまとたける)像に行ってみます。参道から急な階段を上ると奥宮遥拝殿があります。晴れていれば妙法ヶ岳の奥宮が遥拝できるそうですが、今日は辺り一面真っ白です。

 参道の先に、日本武津の銅像があります。三峯神社の創始者です。東征中、碓氷峠に向かう途中で三峯神社を創建したそうです。

 参道に戻り、随身門に向かいます。門の両側には、狛犬の代わりに、神の使いである狼の像が置かれています。門の中にいらっしゃる方はどなたでしょうか(調査中)。門を過ぎると灯篭が両側にある参道となります。

 参拝を更に進みます。参道の突き当りに、拝殿への階段があります。普段は、階段から、参拝者の長い列があるそうですが、今日は幸い雨で、短い列です。

 拝殿に向かって、右側には1857年に建立された木製の大型の灯篭、左側には極彩色の1853年に建立された手水舎があります。拝殿もカラフルです。

 拝殿の左下の石畳には、2012年に突如現れたという赤い目をした龍神があります。拝殿下には、御神木があり、「氣」を頂きます。

 参拝後、お札を頂きたいと思います。記入台で、必要な頂き物を用紙にチェックし、授与所で頂きます。

 昼食は、いろいろ迷いましたが、境内の興雲閣としました。名物のしいたけ丼とひれかつ丼、そして御神酒を頂きました。秩父産キウイも買ってみました。

 昼食後は、拝殿と反対にある、縁結びの木と御仮屋宮に向かいます。道の両側の木は立派で歴史を感じさせます。縁結びの木の由来は、モミの木と檜がピッタリ寄り添っていることから来ているそうです。

 縁結びの木の先には、神の使者である狼を祀っている御仮屋宮があります。

 バスツアーの休憩時間は2時間半ですが、そろそろです。駐車場に向かいます。途中拝殿脇を通り、摂末社をお参りします。伊勢神宮をはじめ、三峯神社とゆかりのある全国23社が集結しているそうです。

 三峯神社の次は、秩父神社の参拝です。バスは秩父市の中央、秩父鉄道秩父駅(地場産業センター)駐車場に駐車します。そこから徒歩で、秩父神社に向かいます。大鳥居、神門を通って本殿に向かいます。残念ながら、本殿は改修中で、正面は見ることが出来ません。

 本殿左側に向かいます。親の心得と有名なお元気三猿「よく見て・よく聞いて・よく話す」の彫り物があります。

 次に本殿右側に向かいます。こちら側には、龍が悪さをしないように鎖で繋ぎ止めている「つなぎの龍」があります。つなぎの龍の彫刻は、左甚五郎作と言われています。

 本殿を時計回りに巡りました。覆いが無ければ、本殿正面に左甚五郎作と言われる「子宝 子育ての虎」の彫刻を見ることが出来たはずです。12月1日には可能らしいです。参拝後、神門をくぐり、大鳥居から正面の番場通りに向かいます。

 番場通りを数分歩くと、レトロな建物があります。

 最後は、寶登山(ほどさん)のふもと、長瀞駅近くにある寶登山神社に向かいます。ここも、創立のいわれは三峰神社と同じく、日本武尊にあるとのことです。滞在時間は30分だけでしたので参拝がメインとなりました。丁度紅葉は見頃です。神社からはロープウエーも出ていますので、次回は長瀞も兼ねて山頂の奥宮も訪れてみたいと思います。

 雨ということもあり、帰りの高速道路は驚くほど空いていました。そのため、18時前には新宿に到着することができました。夕食は、西新宿「Di PUNTO」で頂きました。

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京都(上賀茂神社、比叡山、桂離宮)

<一日目>

 紅葉の季節となりました。半年ぶりで、京都に行くこととします。早朝に家を出ていますので、まずは朝食です。今回は、錦市場そばの小川珈琲堺町錦店で頂くこととします。町屋をリノベしたカフェで、落ち着いた中庭があります。九条ネギとシラスの卵サンドとクロックムッシュをお願いしました。コーヒーはなみなみ2杯分です。

 食後、地下鉄で上賀茂神社に向かいます。北大路駅で降り、賀茂川に向かいます。北大路橋を渡り、加茂川沿いに歩きます。土手沿いにけや木並木があり、黄葉しています。土手のけや木も黄葉です。

 北大路大橋の近くに、歩行可能な飛び石があります。本来は、川床の安定のためにあるようです。途中ひし形の大きな石がありますが、それはすれ違い用とか。川を渡ってみましたが、大変心地よかったです。そばにはシロサギが大勢いました。

 土手をさらに歩きます。遠くには五山の送り火の船形が見えます。足元には、ピンクのハナカタバミの花が咲いています。

 20分程で上賀茂神社に到着します。大鳥居と一の鳥居が出迎えます。

 参道を進み、二の鳥居の前に神馬(しんめ)舎があります。ここは、乗馬発祥の地と言われています。鳥居をくぐって中に入ると陰陽の白砂の山があります。よく見るとてっぺんには松の葉が刺さっており神様はこれを目印に降りてきます。楼門をくぐって直来殿でお参りします。特別拝観の日は、中に入って、国宝の本殿、権殿が拝観できます。

 境内を流れる川は合流して、ならの小川となり、境内の外では明神川となり社家町を流れます。傍らに紫式部の歌碑があります。神社の東に神宮寺山という小山があり、そこに二葉姫稲荷神社がお祭されています。高いところにあるため、大文字山等も見えます。

 上賀茂神社の境内をでると、神社関係者の住まいである社家町に出ます。明神川が家の脇を流れていますが、お清めのため、家の中に引き込まれているそうです。ブラタモリで通った道です。道の反対側には、なりた上賀茂本店がありましたので、名物のすぐき漬を買いました。

 途中、藤木社があります。明神川の守護神です。御神木の楠は樹齢500年とか。

 道を進むと、上賀茂神社の境外摂社の太田神社があります。賀茂地区最古の社で上賀茂神社より古いそうです。本殿わきの御神木は見上げる大きさです。神社の傍には北大路魯山人生誕の碑があります。

 地下鉄の駅に向かう途中には、すぐき畑があちこちに有ります。露地栽培もあればハウス栽培もあります。もうすぐ収穫のようです。途中の公園には、すぐき発祥の地の石碑があります。

 地下鉄に乗り、今出川で降ります。お腹も空きましたので、堀川通に面したタコ焼屋で、へんこ焼きを頂きました。

 食事の後、歩いて清明神社に向かいます。期待が大きかったせいか、第一印象は、思ったほどパワースポット感が無い、というものでした。授与品の種類は多いです。

 次は、御金(みかね)神社に参拝します。金の鳥居が出迎えます。平日にもかかわらず、多くの参拝者がいます。お札やお守りをなどの授与品を求める人が並んでいます。御神木の銀杏の葉を模した絵馬が、束になっています。

 夕食まで時間がありますので、買い物を少し。まず、創業慶応元年という「かづら清老舗」に行き、ハンドクリームとリップクリームを買いました。

 次は、創業200年といわれる「齋(いつき)造酢店」に行きます。戸が閉まっており入りにくいのですが、思い切って入ります。ポン酢とすし酢を買いました。

 最後は、1200年の木版画技術を継承するという「竹笹堂」で布巾とポチ袋を買いました。(青と白の市松模様は三日目の桂離宮の茶室にもあります)

 夕食は、河原町のJumelle(ジュメル)29にします。ジュメルはフランス語で双子という意味ですが、オーナーのお子さんにちなんでいるそうです。29は肉。大通りから離れているため、静かで落ち着いたビストロです。ワインは、ハンガリーワインを頂きました。

 今日は、延暦寺に行きますが、その前に、八瀬比叡山口にある瑠璃光院に立ち寄ります。叡山電鉄の八瀬比叡口駅の周辺や、駅の下の高野川の両岸も、すでに紅葉が始まっていました。

<二日目>

 瑠璃光院の予約時間は10時です。早めに着いたので、近くの御蔭(みかげ)神社に参拝することとします。ここは下鴨神社の境外摂社です。山道を15分ほど登ったところにあります。不便なところにあるせいか、誰も居ません。深い森の中にありますので、空気はすがすがしいです。パワースポット感は有ります。

 予約時間も近づいてきましたので瑠璃光院に戻ります。予約者は並んでいます。時間が来ましたので、門をくぐります。窓から山の紅葉がよく見えます。いよいよ書院二階、写経机に始まったばかりの紅葉が反射しています。参拝者は皆さん机の前で写真を撮ります。瑠璃光院は廊下を含め何処もつるつるに磨きこまれています。参拝者全員に写経セットが配布されますので、書経している人も大勢います。私は次があるのでパスしました。

 拝観も一通り終わりましたので、抹茶セット(1500円/人)を頂くこととします。掛け軸には、「無事これ貴人」とあります。

 瑠璃光院を後にして、ケーブルカー、ロープウエーと乗り継ぎ、比叡山頂駅からシャトルバスで延暦寺バスセンターに向かいます。

 バスセンターのそばに、東塔巡拝受付がありますので、そこから中に入ります。まず大講堂があり、近くに鐘楼があります。鐘の下には「冥加料1打50円、連打不可」とありますので叩いてみました。

 昼食時ですので、延暦寺会館で頂くこととします。食堂は二階にあり、眼下に琵琶湖が一面に広がっています。

 昼食後、拝観を続けます。まず文殊院。延暦寺会館の高さから、20メートルほど急な階段を上ります。

 次は根本中堂ですが、今度は急な階段を下っていきます。現在、根本中堂は2026年まで10年をかけて大掛かりな改修を行っています。不滅の法灯がある内部は撮影禁止ですが、工事部分は撮影可能です。ARで完成予想図も配信しています。

 東塔方面に向かいます、根本中堂の階段を上った先に、蕎麦屋を兼ねた一隅会館(休憩所)や大黒堂があります。

 東塔の前には、戒壇院があります。戒律を授ける(授戒)ことで正式な僧として認められるので、この施設は大変重要な場所です。東塔に行くのもまた急で長い階段があります。阿弥陀堂東塔はいずれも昭和の時代に建立されています。次は、バスセンターからシャトルバスに乗り、横川(よかわ)地区に向かいます。

 横川は、延暦寺の3エリアでは一番下のほうにありますが、それでも紅葉は始まっています。参道を抜けると、横川中堂があります。ここは落雷で全焼し、1971年に再建されています。

 途中、鐘楼がありました。特段の説明書きもありませんでしたので、鐘を打ってみました。

 元三大師堂は慈恵大師(元三大師)良源の住居跡と伝えられています。また、良源が現在のおみくじの形を考えたといわれ、おみくじの元祖となっています。

 横川地区参拝を終え、西塔地区にシャトルバスで向かいます。両側が、常行堂と法華堂になっているにない堂を抜け、長い階段を下ると釈迦堂があります。延暦寺最古の建物が釈迦堂とのことです。鐘楼は長い階段を上らないといけないので、今回は打つのをやめました。にない堂は、弁慶が担ったという言い伝えからにない堂と呼ばれるようになったようです。

 西塔地区の特別展示は椿堂のご本尊(千手観世音菩薩像)です。椿堂の由来は、聖徳太子が比叡山に登った時に使った椿の杖が地に挿されたまま残され、やがて芽を出し大きく育ったという伝説によるとのこと。

 西塔地区からの帰りは、シャトルバスに乗らず、徒歩でロープウエー比叡山頂駅を目指すこととします。途中には伝教大師最澄の御廟がある浄土院があります。このあたりは延暦寺で最も清浄な聖域と言われています。そこから上りの長~い坂道が続きます。

 長~い坂道の先には、延暦寺第5代座主円珍が住んでいたといわれる山王院堂があります。ここから東海自然歩道を、ロープウエーの比叡山頂駅まで20分ほど更に登っていきます。開けたところに展望台があり、大原方面がよく見えます。

 比叡山頂駅からは、来た時とは逆に、ロープウエー、ケーブルカーと乗り継ぎます。叡山電鉄では途中の一条寺で降り、啓文社一条寺店で、オリジナルノートとボールペンを買いました。

 食事場所は、河原町界隈をぶらぶらしながら探します。当日は月食で、上も見ながら歩きます。明るいイタリアンの店があったので入ってみました。従業員が2週間南イタリアで研修してきたとのことで、それにちなんだメニューがあります。値段が書いていないので若干不安ではありましたが、いくつか頼んでみました。食器類もイタリア製で、全体的に雰囲気が良いお店です。

<三日目>

 今日は、桂離宮9:00で予約しています。早めにホテルを出て、桂駅前のオークフードで朝食を頂きます。

 9時近くなりましたので入場することとします。入り口近くには当日予約の列がありました。

 ガイドの方先頭に、10人程度の集団で見学開始です。参観者で入口から入り、御幸道を御幸門まで歩きます。表門は特別の時以外は開かないとのこと。表門に向かって先が狭くなっており遠近感を強調しています。

 訪れた客は、御幸門をくぐり、待合腰掛である外腰掛に向かいます。吹き曝しなので、冬は寒そうです。対面は蘇鉄山で、蘇鉄は薩摩藩からの献上品です。入り口近くに灯籠がありますが、桂離宮の灯籠は、月見のため、皆丈は低いです。

 桂離宮で最も格の高い松琴亭(茶室)に向かいます。途中には岬の灯台に見立てた灯籠や天橋立に見立てた石橋があります。一の間の襖の青と白の大胆な市松模様は今でも通用します。水辺には船着き場があり、船で訪れる場合もあったようです。

 次は池の中島にある築山を登ります。登りきった所に、峠の茶屋風の賞花亭があります。消夏のための小亭です。深山のイメージです。賞花亭の近くに園林(おんりん)堂があります。かつては宮家代々の位牌が安置されていましたが、今は何も置かれていません。

 中島から土橋を渡り、笑意軒に向かいます。田舎風の茶室です。扁額も笑っているような書体ですね。円窓や下地窓もそれぞれ組み方が微妙に異なっています。腰壁も市松模様に稲妻風の金箔と意匠が斬新です。

 3棟からなる書院は現在補修工事の最中です。左の新御殿は、工事が終了したようです。

 最後は月波楼です。池辺の高みにあり、月見(池の反映も)のための茶亭です。屋根裏の竹の垂木で舟のような形に組んでいます。仮設感を出すためとか。

 ようやく出発点に戻ってきました。正面に住吉の松がありますが、庭の全体を一度に見せない趣向とのことです。それでは入ってきた木戸から参観者休憩所に戻ります。

 最後に売店で鏡付きの脂取り紙を買いました。当日申込ですが、今日はまだ空きがあるようです。

 桂から阪急で嵐山に向かいます。まずは、駅そばの法輪寺に参拝です。山門は紅葉が映えます。本堂の右手には舞台と呼ばれる見晴台があり、ここからは、渡月橋や東山がよく見えます。石段の中ごろに電電宮、電電塔があります。電電明神にちなんで建立されたようです。

 渡月小橋を渡って、渡月橋に向かいます。休日は渡月橋大混雑!と聞いていましたが、今日は平日で、それ程でもありませんでした。嵐山の紅葉はまだのようです。

 渡月橋を渡り、まずは天龍寺への参拝です。当日は、法堂の天井に描かれた加山又造「雲龍図」が特別展示されていました。雲龍図を見た後、庫裏から天龍寺に入ります。玄関正面の達磨図(前管長、平田精耕老師の筆)が出迎えます。天龍寺と言えば、夢窓国師作の曹源池庭園です。曹源池の右には嵐山、中央正面には巨岩の龍門の滝が見えます。

 曹源池庭園をじっくり観賞した後は、庭園の反対側(こちらが大方丈の正面)を見つつ、小方丈、後醍醐天皇の尊像を祀っている多宝殿を見学しました。

 次は竹林を抜け、縁結び・子宝のパワースポット、野宮神社に向かいます。かつて皇族の方も来られているようです。ここの鳥居は、クヌギの樹皮を剥かずにそのまま使用した「黒木の鳥居」です。保存の難しさや、原木のクヌギの入手が困難なことから、現在日本で唯一とのことです。

 昼食は、丸太町通りに面した、ル・ブション・ティ・マサコで、鮭と京野菜サラダ・おばんざいのボウルセットを頂きました。

 前回、壬生を訪れたとき、新選組隊士の墓地がある光縁寺を参拝していませんでした。今回は、表札には「見物・見学お断り」とありますが、思い切って中に入ってみます。中で、目的は隊士の墓参りと伝えると、住職は親切に、隊士の墓があるいわれを教えて頂きました。当時壬生地区では乱暴者の新選組は嫌われていましたが、当時の住職と新選組隊長の山南啓介が懇意だったためこの寺で弔って頂いたようです。

 京都の最後は、関西圏の喫茶チェーンのホリーズカフェで抹茶のホットケーキを頂きました。

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国内旅行

白樺湖、勝沼ぶどう狩り

 今回はぶどう狩りに行くこととします。HISのツアー、『黄金色に輝く「黄金アカシアの丘」絶景空中散歩と蓼科牛のすき焼き御膳!巨峰狩り食べ放題&シャインマスカット1房お土産♪』(長いタイトル!)に参加。新宿7時発です。

 初めに、一番遠い目的地の白樺湖に向かいます。天候も良く、少し紅葉のはじまった緑が美しいまずは、展望リフトで絶景空中散歩?に出発です。リフトの下は、コルチカムの花が満開です。

 黄金アカシアの丘の頂上では、ハロウィンにちなんで、ピーターラビットのイベントが開催されていました。ピーターラビットのジオラマが展示されています。

 頂上からは、下り坂を散策していきます。多くの種類のコスモスや黄色く色付いたアカシアを眺めていきます。チョコレートコスモスの花弁はココアの香りがします。

 昼食は池の平レイクサイドプラザの2階です。池の平ホテル本館は4月までリニューアル工事をしています。蓼科牛のすき焼き鍋御膳です。長野の地酒神渡(みわたり)も頂きました。

 昼食の後は、蓼科高原チーズケーキ工房に向かいます。コロナ前は売店の前の庭のベンチでケーキを頂けたそうですが今日は不可です。残念。帰り際、ツアー名にある通り、シャインマスカットとクッキーを渡されました。

 次は清泉寮です。清泉寮建設の条件は、日本の象徴である富士山が見える場所、という通り、富士山がよ~く見えます。食べ物では特に、清泉寮ソフトクリームは有名です。時間があれば足湯をしながら頂けたのに。

 終戦後、荒廃した清泉寮の再建に尽力したのがポール・ラッシュ博士ということで博士の銅像があります。

 ツアーの最後はお待ちかね、勝沼の一古園でのぶどう狩りです。バスを降りて、はさみとかご、そして食べかすを入れるビニール袋を渡されます。ぶどう園へは数分です。見渡す限り巨峰、食べ放題とは言うものの、大きい一房で満腹です。

 夕方、5時近くということで、一古園の内にはほとんど客はいません。最盛期はぶどう棚のバーベキュー場も満員になるのかしら。ワイン売り場で勧められるままに日本酒に似た香りのワインとナイアガラ種のワインを買いました。

 新宿到着は19時頃。帰りは、西口の居酒屋「北九州酒場」に立ち寄り軽く飲んで帰りました。刺身ですが、量はほどほどにあるのですが、お皿が大きすぎて、一見少なく見えるのが残念。お酒は北九州の地酒「天心」です。

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散歩

川越(蚤の市)

  川越の「成田山川越別院本行院」(川越不動尊)で、毎月28日に蚤の市(川越骨董市)が開催されていることを知りました。気候も良くなったので見学することにしました。川越不動尊には、JR川越駅で降り、クレアモール商店街~喜多院不動通りで行くこととします。

 川越不動尊の境内には骨董屋が100軒ほど、更に門の外にも出店しています。パリの蚤の市と雰囲気が似ており、そのせいか、外国人も割と来ています。色々見てみましたが、結局何も買いませんでした。

 不動尊境内の一角に、四国霊場御砂踏があります。四国八十八ケ所の御砂を踏むことで、八十八か所にお参りしたことになるとのことなので、早速、ぐるりと御砂を踏んでみました。

 昼食は喜多院の門前にある寿庵でとることにします。入り口には時の鐘を模したモニュメントがあり、その下をくぐって入ります。わりこそば5段とお酒「時の鐘」を頂きました。

 食事の後は、喜多院にお参りします。参道から入ると、立派な二体の竜の手水舎が見えます。右側には、庫裏、奥には客殿(徳川家光誕生の間)、書院(春日局化粧の間)がありいずれも江戸城から移築したものです。拝観料(五百羅漢含む)を寺務所で支払い見学しました。内部の撮影は禁止でしたが、見どころ満載です。

 喜多院には、日本三大五百羅漢の一つがあります。他は、徳蔵寺(栃木県)建長寺(神奈川県)羅漢寺(大分県)だそうで、四大五百羅漢が正解?。売店の脇を通ると、門の中に538体の羅漢が鎮座しています。

 喜多院の隣には、日光、久能山と並ぶ三大東照宮の一、仙波東照宮があります。開門は、日曜のみなので、当日は残念ながら閉まっていました。徳川家康の遺骸を久能山から日光に改葬するにあたって、途中、喜多院で法要を行った縁で建てられたとのことです。

 折角ですので、川越市立美術館に寄ってみます。途中、川越高校がありました。美術館は、今日は地元出身の、小茂田青樹(日本画)と相原求一朗(北海道の油絵)の作品が展示されていました。

 美術館の前の通りを、札の辻に向け10分ほど歩きます。例によって、蔵通りをぶらぶら散策します。

 最後は、蔵通りの先にある、小江戸里蔵に立ち寄り、さつまいもとクリームあんみつセットを頂いて帰りました。次回は川越七福神を回りたいと思います。

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国内旅行

碓氷峠、富岡製糸場

 テレビ東京、ぶらぶら美術館(9月13日)で世界遺産、富岡製糸場を見ました。まだ、行ったことが無いので、はとバスツアー(碓氷峠と富岡製糸場)に参加し、明治の遺産を見学することとします。

 ツアーの最初は、碓氷峠鉄道文化むらです。1997年、長野新幹線の開通と同時に碓氷線は廃線となりましたが、横川駅に隣接する横川運転区の跡地にこの施設は1999年に開業しています。

 入り口左側に、鉄道資料館(旧運転区の建物を活用)があり、HOゲージ、列車約100両の大きなジオラマがあります。また、電車でGOのビデオゲームや鉄道関係のガチャガチャのコーナーもあります。走行音付き電車運転台を買ってみました。

 屋外展示スペースには、電車が多く展示されています。D51やDD53-1に連結された除雪車もありました。

 園内にはEF63のシミュレーターがあります。更には、講習を受けると旧信越本線400mの運転体験ができるそうです。鉄道博物館の壁には、運転体験資格習得者の名札がかけられています。

 次は、碓氷峠にかかる碓氷第三橋梁(通称めがね橋)の見学です。駐車場から5分ほど歩くとめがね橋の下に着きます。碓氷線の開通した1893年からアプトの旧線が廃線となる1963年まで使用されたとのことです。橋の上までは約100段登ります。

 斜面上には、アプト廃線後の信越本線(新線)の橋が見えます。橋の反対側には6号トンネル(546m)があります。橋の下には碓氷川が流れています。紅葉は美しそうですね。

 丁度、お昼となりました。10分程で、峠の釜めし「おぎのや」に到着です。例によって釜めしを頂きました。

 食事の後は、いよいよ今日の目的地の富岡製糸場です。入り口

 解説員(ボランティア)から、富岡製糸場の概略の説明を受け、順に見学です。初めは、繰糸所です。現在ある設備は製、片倉工業が1987年まで使用していた設備(日産製)です。

 創業当時の先進性の一環として、診療所・病室があったことが挙げれれています。技術指導を行った仏人ブリューナは破格の待遇で、大きな屋敷と大臣並みの報酬が支払われていたとのこと。

 見学の最後は西置繭所(国宝)です。製糸場の歴史や構造などが展示されています(なぜか撮影禁止)。正面向かって右側は多目的ホールとなっており、借りることが出来るとのこと(半日55,000円)。当日は結婚式がされていました。

 帰路ですが、3連休の最終日、事故も数件重なり、新宿着18時の予定が、20時となってしまいました。夕食は、西新宿をぶらぶらし、クアルト西新宿へ。3品注文しましたが、味もしっかりし、ボリュームもあり、コスパがよいと感じました。

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国内旅行

小樽、札幌、層雲峡、美瑛

<一日目> 

9月に入りまだ暑い日が続きます。今回は、北海道(道央)に行くこととします。千歳空港から高速道路で小樽に向かいます。小樽の駐車場ですが、最初、かま栄蒲鉾の駐車場に入れましたが、近くの駐車場との料金の差が結構ありましたので入れ直すことにしました。

 まずは例によって運河沿いに歩くこととします。運河の左端には老朽化で一時解体の危機にあった旧北海製缶小樽工場第3倉庫があります。そこから右に向かって、運河沿いに倉庫群が続きます。

 倉庫群と運河を挟んで道路沿いにも倉庫があります。その一角に小樽市総合博物館運河館があります。小樽の歴史が解説され、北前船、それで運んだ物資の模型が展示されています。小樽の倉庫群の特徴は、地元の凝灰岩の壁、松の柱、若狭の瓦、鯱とロの字の配置だそうです。ゴールデンカムイですが小樽地区は杉本佐一のはずですがなんで鶴見中尉がお出迎えなのでしょう?

 次は、小樽の金融街、その中心の日本銀行旧小樽支店に向かいます。正面を入ると、カウンターがあります。その上には、アイヌの伝説の守り神としてのフクロウのレリーフがあります。大金庫が公開されており、入り口を入ると、お札が積まれています。イミテーションですが。

 昼時になりましたの。小樽といえば、お寿司屋さんです。旧手宮線跡を抜け、「おたる都通り」アーケードを通り、魚真に向かいます。ところがなんと今日は臨時休業とのこと。

 特に当てもなく、別のお店を探します。「サンモール一番街」のアーケードを抜け、寿司屋通りを横断(何軒かありましたが、少し高そうなので、更にトライ)し、函館本線の高架下に「きた家」を見つけました。特上で税込み2310円也です。ビールと辛口純米柴田(札幌)を頂きました。

 食事の後は、線路沿いに、少し歩きます。小樽駅に着きました。上野駅とは同時期に造られているため似ていますね駅前から中央通りを下り、おたる都通りのアーケードを抜け、屋台村のあるレンガ横丁を通り、堺町通りを目指します。

 途中、似鳥美術館があります。次回来た時、入りたいと思います。遠くに出抜小路のシンボルの火の見櫓が見えます。小樽芸術村の一角にウニソフトの店がありましたので立ち寄ってみました。バニラの味が強く、ウニの味はあまりしません。ソフトの茶色はチョコではなく醤油です。

 やっと堺町通りに到着です。定番ですが、北一硝子を見学し、石油ランプの北一ホールで休憩です。幻想的な空間ですが、やはり石油のにおいがします。

 小樽観光の後は、札幌、大倉山ジャンプ競技場に向かいます。ジャンプ場の頂上までは、長いエスカレーターと、リフトで到着します。頂上からは札幌市内が良く見えます。ジャンプ台の助走路は見た目直角で上からは見えません。

 ジャンプ台の後は、札幌オリンピックミュージアムを見学します。スキージャンプ、ボブスレイ、アイスホッケーのシミュレーターやスケートのトレーニング台があり結構楽しめます。札幌オリンピックのジャンプで金銀銅を獲得した笠谷、金野、青地各選手のスキー板も展示されていました。

 夕食は、当日、大通公園で「さっぽろオータムフェスト2022」が開催されていましたのでそこで軽く取ることとします。10丁目会場、Oh!ドーリファーム“お肉じゅっ丁目”であずまジンギスカン本舗の塩コロジンギスカンとおたるナイアガラスパークリングワインを頂きました。

 夕食後は、晴れているので、夜景観賞とします。会場傍から市電でロープウエー入口駅へ、そこから徒歩で、もいわロープウエー駅に向かいます。もいわ山山頂展望台へはロープウエーとミニケーブルカーで到着します。確かに札幌の街並みが一望でき「日本新三大夜景」と言えますね。あとは、北九州と長崎だそうです。

 市電ですすきのに戻り、ラーメン横丁へ。なんとなくで天鳳に入ります。B’zのプロモーションビデオ(love me,I love you)に出ているそうです。醤油とみそ、餃子とビールを頂きました。オーソドックスな味と思います。夜も更けましたが、宿までは歩いて帰ります。長い1日でした。

<二日目>

 ホテルの窓からは本来は、レンガ作りの北海道庁旧本庁舎が見えるはずでしたが、補修工事中でネットで覆われています。

 朝は北海道大学からスタートします。南門から入りましたが、構内は広々とし、緑一杯です。勉学に打ち込めそうです。クラーク像、新渡戸稲造像、ポプラ並木を見学しました。大学から出て、札幌駅を越え、定番の時計台をちらりと観察。

 札幌の最後は、ホテルの前の北海道庁旧本庁舎の見学です。正門からは庁舎が見えますが、残念ながら工事中です。左右に池がありますが、都会の真ん中とは思えない、モネ風の池です。

 札幌の日差しは思ったより強いので、早めに層雲峡に向かうこととします。札幌から車で3時間ほどで、大雪山層雲峡の黒岳ロープウエー駅に着きます。そこから7分ほどで黒岳5合目(標高1300M)に到着です。そこでリフトに乗り換えます。紅葉もちらほら見え、下にはりんどうの花が咲いています。ここまでくるとかなり涼しく、サマーセーターを羽織りました。

 リフトに15分揺られると、黒岳7合目(標高1520M)に着きます。7合目からは朝暘山をはじめ、北見山地の山々が見えます。ロッジでココアを頂きました。

 7合目のロッジから、「黒岳カムイの森の道」を行くとあまりょうの滝があります。340M、往復30分とのことですが、アップダウンがあり、かなり疲れます。

 ロープウエー駅に戻ると雷雨で、運転停止となっています。先ほどまで晴天でしたが、急に雲が湧いています。30分ほど待ちましたが、運転再開です。ロープウエーは雨雲に入りましたが、下界に来ると視界が開けます。

 今日の宿は、朝暘リゾートホテルです。石狩川に面し対岸は大雪山系です。窓からも石狩川が樹木の間から見えます。食事はビュッフェで、北海道の屋根と呼ばれる大雪山系をヨーロッパのアルプスになぞらえたアルプス周辺4ヶ国風のアレンジ料理でした。

<三日目>

 朝の散歩では、層雲峡温泉街に向かいます。層雲峡の柱状節理が道(石狩川)の両側によく見えます。昨日は気が付きませんでしたが、ロープウエー駅も柱状節理の真下にあります。朝の7時ですが、すでに観光客が来ています。(この時期は6時から営業)ビジターセンターは工事中でした。帰りがけ、層雲峡神社に立ち寄り、安全を祈願しました。

 朝食はビュッフェです。帰りがけ、酒の自動販売機を見ましたが、350㎖缶が250円でほぼ定価です。安いですね。

 層雲峡を石狩川沿いに進み、長い銀河トンネルを抜けると、石狩川を堰き止めている層雲峡発電所本流ダムがあります。ダム湖の周辺は紅葉がはじまっています。時間の都合もあり、この先の大雪ダムへは行かず引き返します。

 銀河トンネルの手前から、国道を脇に入ると、銀河の滝(落差120m)、流星の滝(落差90m)を見ることが出来ます。日本の滝百選に選ばれているそうで、落差も大きく、水量も豊富で壮観です。下からは片方ずつしか見えませんが、双瀑台からは両方の滝が一緒に見えるようです。が、登り片道20分ということなので断念しました。

 青い池に行く途中、道の駅びえいに立ち寄り、昼食をとります。ハンバーガーショップは混んでいましたので、キッチンカーのカレーを頂きました。

 昼食後、青い池に向かいます。この池は1988年に噴火した十勝岳の堆積物による災害を防ぐため建設された堰堤に水が溜まったもので、人工の池です。とは言え、白緑色に白樺の立ち木は神秘さを感じます。

 この界隈は白樺街道と呼ばれていますが、確かに道の両側は白樺並木です。

 白髭の滝を目指しますが、それらしき看板はなく、探すのに一苦労でした。車を白金観光センターに停め、ブルーリバー橋に向かいます。橋の上からのぞくと、確かに青い川に白い髭のような滝が注いでいます。水は伏流水なので注ぐ川はありません。

 十勝岳望岳台に向かいます。あいにく十勝岳(2077m)は雲に覆われ見えませんが、望岳台(930m)からは、美瑛の町が一望できます。ここから頂上までは往復6時間とのことです。駐車場の隣に、防災シェルターがあります。年表をみると30年周期くらいで噴火していますのでそろそろかもしれません。

 十勝岳を下って、四季彩の丘に向かいます。遠くから、原色の畑が目に飛び込んで来ます。入園料(500円)は7~9月のみ、ということなので、今が見どころということでしょうか。男爵イモコロッケをほうばりました。

 とうもろこし畑の真ん中の赤い屋根の家。多くのカメラマンが、美瑛を象徴する風景として好んで撮影する有名なフォトスポットだそうです。

 丘の町美瑛には、多くの有名な丘があります。ふれあい牧場に隣接し、映画「糸」のロケ地にもなった千代田の丘展望台もその一つです。牧場からの登り道は超悪路、穴ぼこです。しかし、2階の展望台からは、美瑛の美しい景色や大雪山・十勝岳連峰の景色が堪能できます。ロマンティックな雰囲気がありますので、新婚さんもいらっしゃいました。

 三愛の丘は、高台にこじんまりとした赤い屋根の展望所を設置する公園です。ここからも美瑛の広大な丘陵地帯を一望することができます。

 夕方になりました。美瑛最後は、CM等で有名な木の見学です。初めは、愛のスカイラインの「ケンとメリーの木」、その近くにはケンとメリーというペンションがありますね。続いでセブンスターの木、最後は親子の木です。

 旅行最後の食事は、車を美瑛駅前に置き、近くの「やきとり七福」で軽く一杯。旭川空港到着時の気温は14℃!、寒いくらいでした。

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散歩

横浜 元町

 猛烈に暑い日が続いています。海の傍は涼しめ?と考え、横浜元町に出かけました。まずは、腹ごしらえ。石川町駅の近くにある「IMPASTO」に入ります。Bコース(サラダ、前菜、パスタまたはピザ、カフェ)をお願いしました。食材も見た目にも美しくおいしいのですが、ピザもパスタもボリュームがあり二人でシェアして丁度よいくらいです。

 食事後は元町をぶらぶら。イトー屋で素敵な扇子が目に留まり、買うことにしました。i

 商店街が終わって、横浜で一番歴史のあるウチキパンを過ぎます。その後、外人墓地沿いに坂道をしばらく登ります。暑いです。下の横浜のマンホールに癒されます。

 坂の先にはアメリカ山公園があります。横浜港やマリンタワーが良く見えます。

 アメリカ山公園から、外人墓地沿いに、港の見える丘公園に向かいます。やはり暑い。途中自動販売機で水を買って飲みながら歩きます。港の見える丘公園からは横浜港の全景が見えます。レインボーブリッジも見えますが、倉庫群、工場群がメインで京浜工業地帯の中心ということがわかります。

 山下公園に戻り、一休みは歴史と伝統のあるホテルニューグランドでしようと思い行ってみました。が、平日の午後にもかかわらず、カフェもテラスも満席とのこと。公園通りを横浜方向に歩きます。道の向こうには、日本郵船の氷川丸が見えます。

 公園通りを少し歩いて、カフェドラペで一休みすることにします。幸い窓際の席が空いていました。窓からは通りの反対側に、内航信号所の信号が見えます。Iの点滅は、入港のみ可、Fの点滅は入・出航とも可とのことです。港町ですね。

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国内旅行

阿蘇、熊本、天草

<一日目>

 夏真っ盛りですが、今回はJALの「どこでもマイル」を利用して(小松、宮崎、広島、熊本コースで、熊本が選ばれた!)、熊本を旅行します。一日目は熊本ドライブのモデルコースで行きます。最初は、新阿蘇大橋です。旧橋は熊本地震で崩落したそうです。橋は阿蘇方面に向かいますが、私達は、ここで白川水源方向に崖の道に分かれます。駐車場には与謝野鉄幹・晶子と黒木伝松の歌碑があります。

 午後の紅茶のロケ地の白川水源に着きました。入り口のそばにある売店で、湧水を入れるペットボトルを買いました。水源までの渓流は、CMのロケの場所、足をつけている人もいます。水源には柄杓と漏斗が置いていますので、それをつかってペットボトルに湧水を入れます。確かに大量に底から噴出しています。水源の上手には、白川吉見神社が鎮座しています。

 阿蘇中岳火口に向かいます。通常であれば、有料道路かロープウエーで火口を間近に見学できるとのことでが、昨年10月に噴火があったこともあり、今は阿蘇山上広場までです。

 中岳を少し下ると、草千里ヶ浜があります。鳥烏帽子岳のすそ野に、見渡すかぎりの草原があります。雨水が溜まった池もあちこちに有ります。遠くに乗馬体験をしている人が見えます。阿蘇パノラマラインの両側は牧場で、牛や馬がのんびり寝そべっています。

 昼食は、阿蘇神社の門前の、「はなびし」で赤牛を頂くこととします。阿蘇は水が豊富ということで、門前町の各お店の前には、趣向を凝らした泉が備えられています。

 昼食後は2000年以上の歴史がある阿蘇神社を参拝します。熊本地震で楼門、拝殿が倒壊したとのことですが、拝殿は復旧し、楼門は復旧中です。復旧した部分は白木となっています。御神水も豊富に流れています。

 最後は大観峰で阿蘇谷を一望したいと思います。駐車場から展望台へは、10分ほどの坂道です。展望台の先端からは、阿蘇五岳を一度に見えるはずでしたが、残念ながらガスがかかって見えません。明日、帰りにまたここに寄ってみたいと思います。

 本日の宿は、黒川温泉、「御客屋」です。外は、蒸し暑いのですが、夕飯の前に、黒川温泉の町を散歩したいと思います。町自体はそれほど大きくなく、一周20分ほどで回れます。瓜を盗んだ男の身代わりで首をはねられた地蔵が祀られている地蔵堂があります。祀られたのちに、ここで温泉が湧きだしたとのことです。

 夕食は、宿の農園で収穫された野菜や、熊本名産の赤牛、馬刺も出されました。阿蘇満喫です。

<二日目>

 ここは、歴史の宿、かつては細川藩の御用宿であったというだけあって、建物は木造で、年輪を感じます。今は、各部屋にトイレ・洗面所はありますが、昔は共同だったようです。お風呂は、5か所+家族風呂2か所あり、朝と夜で男女交代します。湯量は豊富です。朝風呂の後、朝食を頂きます。馬力納豆(桜納豆)と安蘇小国ジャージー牛乳が出ました。

 今日のスタートは、小国の鍋ケ滝です。予約が必要とのことでしたが、観客が少ないためか、不要でした。マムシに気を付けながら、階段を下っていきます。滝に近づくと、轟音とともに物凄い量の水が上から流れてきます。更にここは滝の裏側の空間がとても広く対岸まで歩いていくことが出来ます。「裏見の滝」とも呼ばれているそうです。滝の裏側に行きましたが、天井が落ちないかと心配になります。

 滝に行く途中、人形、マネキンがたくさん置いている家があります。何かなと、車を降りて確認すると、無人販売所でした。

 鍋ケ滝の途中には、抽象画家として有名な坂本善三の美術館があります。小国町の古民家を移築したそうですが、全館畳敷(日本で唯一)です。その隣には「鉾納社」という神社があります。神社の神秘的な雰囲気を高めているのが、両脇に並ぶようにそびえる2本の大木「夫婦杉」です。

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 今日も、途中大観峰に立ち寄ります。早速、展望台に向かいますが、遠くには昨日と異なり、阿蘇五岳が見えます。阿蘇五岳は、確かに左を頭にしたお釈迦様の寝姿に見えますね。今日は、パラグライダー体験を募集していました。

 山から一路、熊本市内に入ります。熊本城の堀の傍に城彩苑lという観光センターがあり、そこの山見茶屋で、「だご汁定食」と「たかな飯定食」を頂きました。だごとは熊本弁で“団子”のことだそうで、すいとん汁のようなものです。

 昼食後は、メインイベントの熊本城見学です。それにしても今日は暑くて(35度位)湿気があります。城の公開は北ルートと南ルートがありますが、北ルートから入りました。途中の堀や石垣は、まだ震災復旧中です。城は、地階から入り、最上階は6階で、エレベーターはありますが、階段で登ります。冷房は効いていますが、汗だく!最上階からは、3人のおもてなし武将隊が、広場でパフォーマンスをしています。暑すぎるので、南ルートは最上階から見るだけとしました。

 熊本城の隣には加藤神社がありますので、参拝しました。加藤神社は、明治4年創建ということで、比較的新しい神社です。現在、「NHK大河ドラマの加藤清正を」というキャンペーンがされているということを知りました。

 今日の最後は、肥後細川家の水前寺成趣園に向かいます。系譜を見ると細川護熙元総理大臣は18代目となっています。ここの庭園も阿蘇の伏流水が注いでいるとのことで、阿蘇は水が豊富さをあらためて感じました。昨夜、水前寺菜のお浸しが出ていましたが、土産物屋で実物をみることができました。

 熊本の夜は、胃も持たれてきたので軽くイタリアン系で、ということで藁焼き酒場「ファイアー」に入ってみました。藁焼きはカツオがないとのことで、馬肉を進められましたが、牛、馬は食べてきたので、豚にしてみました。藁で焼いていることもあり香ばしいです。数品食べたのち、トラムでホテルに戻りました。

<三日目>

 今日は天草へ向かいます。キリシタンゆかりの地でもあり、天草下島にある天草市立天草キリシタン館を見学し、歴史を学びたいと思います。キリシタン館では、偶然あばれる君のTV番組のロケに遭遇しました。8月放送とのことです。

 お昼時ですのでランチとします。天然いけす料理の「とらや」で海鮮丼を頂きました。ウニ、鯛、ヒラメ、海老、いか等々大ぶりの切り身が2重に盛られていました。

 これからは空港方向に戻りながら、観光していきます。まずは、道の駅有明リップルランドに立ち寄ります。ここには現在人工のビーチがありますが、島原・天草の乱の際、緒戦で、一揆勢が島原からこの浜に上陸したとのことです。遠くには湯島が見えますが、その島で、島原勢と天草勢が密談(談合)をしていたようです。ここはたこが名産ということで、巨大なたこのモニュメントがあります。

 次は高舞登山へ向かいます。車で、舗装されていない急峻な道を行ったのち、更に展望台へ駐車場から15分ほど坂道を登ります。展望台からは絶景、「天草松島」が一望できます。確かに、「仙台松島」と同じ風景です。

 高舞登を下って、麓のリゾラテラス天草で一休み。新しくできた海辺のリゾートで開放感が溢れています。

 次は、天草うまかもん市場 藍のあまくさ村です。入り口のちくわのモニュメントはユニークですが、ここには世界最大の天草四郎像があります。物産館の入り口にも四郎像がありました。

 天草から宇土半島に渡ると、世界遺産の三角西港があります。オランダ人水理工師ムルドが設計し日本人石工が作った港で、明治期の港が完全に残るのは日本ではここだけだそうです。特に往時は、三池炭鉱の石炭を輸出していたそうです。

 三角西港から天草街道を進むと、遠浅の海岸が見えます。御輿来海岸です。砂紋と夕日とのコラボで、日本の「渚百選」「日本の夕陽百選」に選定されているようですが、残念ながら日没はまだ先です。

 まだ1時間ほど余裕があったので、天草街道を右に折れ、パワースポットの長尾剱神社へ行くこととしました。半島の横断には県道243号線を登って下るのですが、狭く曲がりくねっており、でこぼこの部分もあり、大丈夫かなと不安にはなりましたが、無事、反対側に行くことができました。長尾剱神社は海中の鳥居で有名なのですが、残念ながら今は干潮でした。境内は急な石段を上った先にあります。干潮の時こそエイの折り紙をお供えすべきなのですが、社務所は閉まっていました。

 今回の熊本旅行ではまだ熊本ラーメンといきなり団子は食していません。空港で仕上げと考えていました。が、いきなり団子は完売でした。生ものなので、熊本に到着したときに頂くべきだっと今思います。心残りです。

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国内旅行

小田原、箱根

<一日目>

 今回は県民割を利用し、箱根方面に一泊旅行しました。初めに小田原をぶらぶらしようと思いますが、まずは昼食。駅近のリョウに行きます。11:30からの開店ですが、すでに待ち人が。8番目でした。人気のまかない丼と入り口に「生シラス入荷!」とありましたのでそれを頂きました。

 昼食後は、店の前の道を、まっすぐお城に向かいます。お堀に学橋が見えますが、ここから入らず、正規登城ルートの馬出門土橋から入ることとします。

 銅門をぬけると、二の丸に入ります。目につくのは白い洋館ですが、これは他のお城の例とは異なり皇室関連ではなく、昔の図書館でした。今は観光案内所です。5月28日(土)~6月19日(日)まで、あじさいと花菖蒲祭りが開催されていたとのことで、本丸の堀沿いの花は盛りで、見事でした。期間中はライトアップされるとのことです。見たかったですね。

 本丸からは、お城はすぐそこです。天守からは、相模湾が一望出来ます。陸側を見ると、小田原駅はすぐそこです。

 天守を見学した後は、城址公園にある報徳二宮神社に行くこととします。この神社は明治27年に二宮金次郎生誕地の小田原で創建されたそうです。神社にある二宮金次郎像は、戦前に全国の小学校向けに1000体制作され、その後金属供出に会い、残った唯一の像とのことです。丁度、茅輪が鳥居にありましたので、茅輪神事で穢れ?を落としました。

 公園内のSAMURAI館で、甲冑、日本刀の展示を見学しました。ブラタモリ#28でタモリがかぶった兜の展示もありました。

 市内最大のイヌマキの木を横に見て、帰りは学橋から出ました。海岸に向かうこととします。先ほど入った、馬出門土橋を通り過ぎ、喫茶かざみどりで一休みとします。

 御幸の浜海岸に向かいます。通りの家々の塀には、「MIYUKI BEACH」というプレートで案内があります。この海岸は、夏は海水浴場となります、伊豆半島がよく見えます。

 帰りは、かまぼこ通りをぶらりとします。鈴廣の旧本店があります。小田原かまぼこ発祥の店「鱗吉」ではビールセット(地ビール+じねんじょ棒)を頂きながら足湯をしました。

 宿は強羅の「ゆとりろ庵」です。夕食は、少な目セットをお願いしました。お酒ははワインと地酒「箱根街道」です。感動したのは、ここの自販機の売価です。ほとんどコンビニで買った値段と変わらない!

<二日目>

 朝湯の後、朝食を頂き、宿のあたりを散歩します。宿はケーブルカー中強羅駅のすぐ近くです。今日は、天気も良く強羅方面に明星ヶ岳も良く見えます。頂上は雲に隠れていますが。

 今日は天気も良さそうなので、箱根神社、九頭龍神社、箱根神社の奥宮である箱根元宮の「三社参り」を目指します。たまたま、先週の美の巨人たちで放映されていました。まず、箱根神社を目指します。第三鳥居は清掃作業中でした。確かに洗浄すると、朱がよく映えます。

 箱根神社の正参道では、太い杉の木の間を90段登ります。途中には、曽我兄弟にちなんだ、曽我神社があります。境内に入りますと、竜神水がありますので、用意してきたペットボトルにいれます。持っていない人にはペットボトルが販売されています。帰りは脇参道で、森の小道をのんびり下っていきます。

 次は、駒ケ岳にある、天空の社殿、箱根本宮を目指します。ロープウエー駅に近づくと、ロープウエーが途中に止まっています。なんと、今週は点検整備で運休とのこと、箱根神社のどこかに説明があればと思いました。

 気を取り直して、九頭龍神社の本宮を目指します。15分ほど歩くと、箱根九頭龍の森に着きます。ロッジを運営しているようです。神社はこの施設の中にありますので、事務所で、入場券を購入します。事務所の脇には船着き場もあり、参拝船やチャーター船で、ここまでは来ることもできるようです。更に10分ほど遊歩道を歩くと、ようやく神社に着きます。ここはパワースポット、良縁の神様だそうです。神社には小さな桟橋もありますが、美の巨人たちでは、チャーターしたモーターボートでここまで来ていました。

 濡れて足場も良くないので、帰りは遊歩道ではなく、車道で戻ります。途中、箱根神社の芦ノ湖に面した平和の鳥居への参道では、結婚式用の写真を撮影した?花嫁さんが登って来ていました。大変そうですね。

 昼食はベーカリーアンドテーブルで頂きます。コロナ前は並んでも入れなかったとか。一番人気の「米粉のカレードーナツ」と「キーウイのクリームパン」にします。食べてみると、写真で見るように、本当にカレーの中に卵が丸ごと1 個入っていました。

 午後、湖畔にだいぶん霧が出てきましたので、芦ノ湖から小田原に戻ります。旅の最後は、小田原駅西口のロータリーにある北条早雲公像の見学です。

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国内旅行

知床、阿寒湖、釧路湿原

<一日目>

 久々の北海道。今回は東方面です。女満別空港で降り、一路ウトロまで向かいます。途中、斜里町の観光スポットの、「天に続く道」、「オシンコシンの滝」、「三重の滝」を通ります。それにしても、やはり寒い。ここは、7度です。

 沈んだ観光船が出港したウトロの町に到着しました。どことなく、暗い雰囲気です。観光船の事務所の前も閑散としています。それでも、大型観光船「おーろら号」は羅臼港を出ていました。

 ウトロから知床横断道路を通り、羅臼を目指します。山を登ると、眼下にウトロの町が見えます。山道は、ウトロ側は濃霧でしたが、羅臼側は雲一つない晴天でした。

 羅臼に昼時着きましたので、昼食とします。やはり海鮮。道の駅「知床・らうす」の知床食堂で、「ウニ・カニ丼」「サーモン・イクラ・カニ丼」を頂きました。窓からは、国後島が見えます。

 昼食後、羅臼国後展望塔に向かいます。今日は珍しく?快晴です。名前の通りここからは国後島がよく見えます。知床旅情の見え方は、誇張ではと思っていたのですが、本当に「丘に登ればクナシリがよく見え」ます。

 知床横断道路でウトロに戻ります。道の駅「ウトロ・シリエトク」に立ち寄ります。コケモモアイスを頂き、「ハマナス」「コケモモ」「ハスカップ」のジャムを買いました。ちなみに、シリエトクとは、アイヌ語で大地の先端を意味し、知床の語源だそうです。

 網走に戻り、オホーツク流氷館に向かいます。3階は天都山展望台となっています。流氷体感室(気温マイナス15度)で流氷の実物に触れ、振ったタオルが凍る体験もしました。小一時間の滞在でしたが、帰るころには濃霧になっていました。

 網走の夜は、五十集屋(いさばや)に行きました。メニューで、その日でお勧めとあるものは、皆頼んでみました。お酒は、網走の「君が袖」、根室の「北の勝大海」、釧路の「福司」を順にトライしてみました。

<二日目>

 網走の朝です。静かです。

 網走監獄の前に、能取灯台に立ち寄りました。ここは、「子ぎつねヘレン」「南極料理人」「狙った恋の落とし方」や、JALの嵐のCMのロケで使われています。確かに見渡す限りの草原と、オホーツク海を望む断崖に、ポツンと灯台があり、ロマンティックではあります。

 いよいよ網走監獄博物館です。有名な白鳥由栄の脱獄シーンもマネキンで再現されています。でも網走も寒い。6月で9度です。監獄の暖房の再現もありますが、一棟でストーブが2台だけです。ここは冬はマイナス20度にもなるといわれていますが、ほとんど効き目がないように感じます。

 美幌峠へは網走湖沿いの道を走ります。途中、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」を通りますが、近くに、有名な7本のカラマツが並ぶ絵本のような風景があります。写真を撮るため畑に入る人がいるようで、「畑への立ち入り禁止」という看板もあります。

 美幌峠からは、屈斜路湖が一望できます。中島もよく見えます。道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の展望台は、道の駅から徒歩で10分程度です。昼時ですので、昼食をとりました。「美幌豚と行者にんにくの醤油ラーメン」「美幌和牛と玉ねぎカレー」を頂きました。

 昼食は摩周湖に向かいます。残念ながら、摩周湖第一展望台のレストハウスは工事中でした。次に、高さが上になり、目線が異なる摩周湖第三展望台に行きます。珍しい?のか今日は晴天です。両方の展望台の景色を堪能することが出来ました。

 摩周湖の最後は、「神の子池」に行きます。国道からの途中の道は、舗装されていません。ここは摩周湖の地下水でできているパワースポットです。幸運なことに、当日は快晴で、池はエメラルドグリーンでした。

 阿寒湖への途中、硫黄山に立ち寄ります。箱根とは異なり、噴出口のそばまで近づけます。温泉卵も黒くありません。活火山ということもあり、対処が間に合わなかった場合は、レストハウスの地下に避難せよとあります。なにも無くて良かったです。

 阿寒湖につき、ニュー阿寒ホテルにチェックイン。部屋の窓からは、阿寒湖が一望できます。窓の下には釣りをしている人も見えます。夕食は、ビュッフェで、和洋中のアラカルトです。お酒はスパークリングワインを1本お願いしました。

<三日目>

 朝食前の散歩です。風もなく湖畔は穏やかです。岸にはマリモ?らしきものが漂っています。ホテルから15分程ボッケ遊歩道を歩くと、見晴らしスポットがあります。そのそばにはボッケという熱い泥の噴出口があります。

 散歩の後の朝食は昨夕と同じ場所で、ビュッフェです。部屋の窓から遊覧船の出航を見たのち、チェックアウトしました。一路、釧路湿原を目指します。

 釧路湿原、最初の目的地のサルボ展望台は、シラルトロ沼からはすぐそこです。展望台の駐車場は10台くらいのスペースで、展望台はそこから20分ほど坂道を登ります。塘路湖の方向は良く見えますが、反対の湿原側は木が生い茂り残念ながらよく見えません。駐車場に帰る途中シカと出くわしました。

 次は細岡展望台です。ここはサルボ展望台とは異なり、施設も大規模で、湿原の大パノラマもよく見えます。展望台と国道の途中に釧路川の川岸があり、直接触れることが出来ます。

 昼食は釧路町で運営している「ロ・バザール」に立ち寄ります。釧路町は昆布森で育った仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣が名産とのことで、カキフライとカキボナーラ、クラフトビールを頂きました。

 釧路市に着きました。フィッシャーマンズワーフに行きます。近くの幣舞橋(ぬさまいばし)は北海道三大名橋とのこと。夕日が美しいらしいですが、まだ残念ながら日中です。フィッシャーマンズワーフの中では海産物をはじめとする特産品を販売していますが、毛ガニのキャッチャーには驚きました。2階の喫茶店で一休みです。

 ここの近くに道立釧路芸術館があります。「日本の洋画130年」(笠間日動美術館コレクション)を開催していましたので行ってみました。佐伯祐三や岸田劉生の絵がありました。

 まだ時間がありますので、町をぶらり。公園の遊具も船にちなんでいます。美川憲一、水森かおり歌碑があります。美川憲一の歌碑は近づくと歌が流れます。

 釧路の晩餐は、16時半から空いている「あぶり屋」に行きました。おすすめをいろいろ注文しましたが、最後は、釧路の地酒、福司のぬる燗で、北海道旅行の〆としました。