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国内旅行

釧路、浦幌、豊頃、池田

<一日目>

 9月もやはり行くのは北海道ですね。今回は、釧路から帯広経由で、襟裳岬に行きます。釧路空港の温度計は、23.3度(東京の最高気温は34.2度)、ひんやりです。空港から、途中の道の駅「しらぬか恋問」に、「鍛高ラムネ」を買いに寄ってみましたが、なんと店は開いていません。ここは、鍛高譚のしその産地だったのですが。

 海岸沿いに国道336号で浦幌町に入り、砂利道を進み、昆布刈石(こぶかりいし)展望台に行きます。この海岸で、昔、アイヌの人たちが、昆布を収穫していました。遠くは、襟裳岬方向です。近くに、十勝太遺跡がありますので、立ち寄ります。アイヌの人達のチャシ(宗教施設?砦?諸説あり)の遺跡で、足元にあるらしいのですが良く分かりません。ここからは十勝平野のパノラマが見えます。

 昼食は、浦幌の中心部にある喫茶「カナリア」で、地元グルメ「スパカツ」を頂きました。ソース味のスパゲッティなので、焼きそばに感じが似ています。食事の後は、道の駅「浦幌」で草大福を買いました。

 途中に浦幌神社がありましたので参拝します。「乳神神社」はおっぱいの神様として有名とのこと。高台に在りますので、境内からは、浦幌の町が良く見えます。

 豊頃に入ります。漁港のそばに十勝発祥の地碑がります。本州から渡ってきた開拓者が、ここから十勝の大地を目指したと言われています。十勝川沿いに、豊頃町の町木「はるにれの木」があります。二本の木が一体化し、扇型になったとのことで、永遠の愛を誓い合った恋人?だそうです。

 豊頃の本格的な開拓は、明治中期、大きな役割を果たしたのは二宮尊親(尊徳の孫)で、教育にも力を注ぎ、現在も「報徳のおしえ」として受け継がれているとのことです。旧二宮小学校を利用した「二宮報徳館」があります。報徳館の入り口は残念ながら閉まっていました。

 今日の最後は、池田町のワイン城に行きます。屋上からは、周りに高い建物がありませんので、十勝平野が一望できます。季節も丁度良く、風が爽やかです。レストランは終了していましたので、カフェで山幸(ぶどうの種類)のアフォガードと、白ワイン(セイオロサム)を頂きました。売店では、清舞(赤)とナイヤガラ(白)を買いました。

 今日の帯広の宿は、北海道ホテルです。よく考えず、2段ベッドの部屋を予約してしまいました。上段は慣れていないので、頭をぶつけます。

 夕食は、駅近くの「農家バル」に行きます。ここは、和牛の生産者直営で、十勝のこだわりの食材を使用しているとのこと。飲み放題付きで、二人で税込み8,800円。ビールもスパークリングワインも飲めて、料理もおいしく、本当に良いお店でした。