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散歩

池上七福神、池上本門寺

 急速にオミクロン株が蔓延しそうです(東京都の新規感染者3,124人 先週比+2,483人)。非常事態宣言がだされ、アルコールが提供されなくなると、楽しみも半減?するので、早速出かけることとしました。疫病退散の願いも込めて、また七福神巡りとしました。今日は池上七福神と途中で本門寺に立ち寄ることとします。

 大田区商店街のMAPに沿って行くこととします。七福神巡りの色紙がありますので訪れたお寺でスタンプを押していきます。下は最終形ですが、2カ所七福神巡りとは異なるスタンプを押したお寺があります。時期が遅かったためか?

 最初は、曹禅寺です。布袋尊で、福徳、円満、忍耐を授ける弥勒菩薩の化身神とのことです。ここで色紙を頂きました。石庭の美しいお寺でした。次は微妙(みみょう)庵、毘沙門天で、威光と財宝授与の北方守護の武神とのことです。

 次は本光寺です。少し離れていますので15分程歩きます。大黒天、米俵をふるまう裕福で台所の守護神です。お昼時なので、ランチのため駅方向に向かいます。途中、池上警察署のそばに馬頭観音堂があります。大黒天を祭っており、かつてはここが七福神巡りのコースでしたが、今は、門が閉じられており、入ることができません。

 ランチは、トラットリア・ロッソで頂きました。コースは鳥のグリルか、魚のソテーです。付け合わせの春菊と牡蛎の炒め蒸しはさっぱりしていました。

 腹ごしらえもしましたので、本門寺に向かって出発です。参道の途中に、本成院があります。福禄寿で、福と禄と寿命を授ける老人神です。参道の最後は、総門です。仁王門に向かって急な石段です。きつそう。

 石段を上ると先には、壮麗な大堂があります。早速、大堂の中に入り、祈願しました。大堂の奥の受付で御朱印も書いて頂きました。参詣のあとは、本門寺の裏手にある大田区立の池上梅園に向かいます。お寺は高台にありますので、たらたら下に降りていきます。やはり梅にはまだ早く、花は見ることができませんでした。

 梅園の後は、厳定院です。弁財天で、芸術、弁舌、才智、財宝を司る女神です。それにしてもこのあたりは非常にお寺の多い地域です。妙見堂ですが、本門寺大堂のそばにあり、また石段を登る必要があります。総門の右手にある大田区立池上会館のエレベータに乗って上まで行くこととします。とても楽。

 会館屋上からの眺めはとても良く、富士山や川崎のビル群が見えます。会館を出ると、本門寺の五重塔がありそれを右に進みます。

 妙見堂は、こぢんまりしたお堂です。樹老人で、長寿と学びを授ける老人神とのこと。帰りは、階段で降りました。エレベーターを使わない場合は、この階段の往復となります。

最後は養源寺です。恵比寿天で、商業漁業繁栄、家庭円満の福の神です。本門寺と池上駅との間には呑(のみ)川があります。洗足池からも流れ出ているそうです。きれいな川です。

 最後は、池上駅前の欧風菓子・パーラーエノモトで一服です。ホームページによれば、お店がオープンしたのは、戦後まもなくだそうです。ショコラノワールと苺のショートケーキを頂きました。