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散歩

川越(蚤の市)

  川越の「成田山川越別院本行院」(川越不動尊)で、毎月28日に蚤の市(川越骨董市)が開催されていることを知りました。気候も良くなったので見学することにしました。川越不動尊には、JR川越駅で降り、クレアモール商店街~喜多院不動通りで行くこととします。

 川越不動尊の境内には骨董屋が100軒ほど、更に門の外にも出店しています。パリの蚤の市と雰囲気が似ており、そのせいか、外国人も割と来ています。色々見てみましたが、結局何も買いませんでした。

 不動尊境内の一角に、四国霊場御砂踏があります。四国八十八ケ所の御砂を踏むことで、八十八か所にお参りしたことになるとのことなので、早速、ぐるりと御砂を踏んでみました。

 昼食は喜多院の門前にある寿庵でとることにします。入り口には時の鐘を模したモニュメントがあり、その下をくぐって入ります。わりこそば5段とお酒「時の鐘」を頂きました。

 食事の後は、喜多院にお参りします。参道から入ると、立派な二体の竜の手水舎が見えます。右側には、庫裏、奥には客殿(徳川家光誕生の間)、書院(春日局化粧の間)がありいずれも江戸城から移築したものです。拝観料(五百羅漢含む)を寺務所で支払い見学しました。内部の撮影は禁止でしたが、見どころ満載です。

 喜多院には、日本三大五百羅漢の一つがあります。他は、徳蔵寺(栃木県)建長寺(神奈川県)羅漢寺(大分県)だそうで、四大五百羅漢が正解?。売店の脇を通ると、門の中に538体の羅漢が鎮座しています。

 喜多院の隣には、日光、久能山と並ぶ三大東照宮の一、仙波東照宮があります。開門は、日曜のみなので、当日は残念ながら閉まっていました。徳川家康の遺骸を久能山から日光に改葬するにあたって、途中、喜多院で法要を行った縁で建てられたとのことです。

 折角ですので、川越市立美術館に寄ってみます。途中、川越高校がありました。美術館は、今日は地元出身の、小茂田青樹(日本画)と相原求一朗(北海道の油絵)の作品が展示されていました。

 美術館の前の通りを、札の辻に向け10分ほど歩きます。例によって、蔵通りをぶらぶら散策します。

 最後は、蔵通りの先にある、小江戸里蔵に立ち寄り、さつまいもとクリームあんみつセットを頂いて帰りました。次回は川越七福神を回りたいと思います。