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海外旅行

ボルドー、パリ(3)

<4日目>

 今日は、ピラ砂丘とアルカションへの個人ツアーを予約しています。天気は幸いなことに、これまでの雨がちの天気から打って変わり、快晴です。ホテルの窓からは、初日に行ったPey Brland塔やSaint-André 教会がよく見えます。

 ピラ砂丘へは車で1時間ほどです。オフシーズンですので道は空いています。ハイシーズンは、大混雑で到着に時間がかかるので、このツアーは実施しないそうです。案内所で地図を頂き、売店・カフェの横を通り過ぎると、目の前にどーんと砂丘があります。高さはヨーロッパで一番、100~120mもありますので、上るのに一苦労。頂上からは、青々とした大西洋が目の前に広がります。海まで行きたかったのですが、戻るのが一苦労で、時間も迫っているので、途中までにしました。砂丘の回りを森林が囲んでいますが、風の影響で毎年1~5m森林を浸食しているそうです。

 次はアルカッションの街に行きます。ここはボルドーのリゾート地で、住宅の様式はVilla Arcachonnaiseとして知られ、カラフルな装飾、木製のバルコニー、中二階(使用人の部屋)などが特徴です。街の全体像を見るため、公共のエレベーターで上に行き、高台の公園に行ってみます。高い建物は無く、オレンジ色の屋根の向こうに、海が見えます。

 公園を下りて少し歩くと、リゾート客や観光客向けのお店が並びます。軽井沢の雰囲気ですね。しばらく行くと海岸に出ます。アルカッションは、カキの産地としても有名で、散策の途中にも何軒かのオイスターバーが有りました。時間があれが入りたい!

 昼食は、ガイドさんの勧めに従い、アルカッションから車で15分程の所にあるる Les Viviersで、カキと白ワイン、メインはタラのソテー、鶏肉とソーセージの煮込みを頂きました。レストランの目の前の漁港にも多数のカキ漁の船が停泊しています。アルカッションのカキは、日本のカキと深いつながりがあります。1970年、アルカション湾のカキが病気で全滅したとき、対応として日本から宮城の真牡蠣を輸入したそうで、今度は逆に東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城や岩手にお返しの支援をしています。

 ボルドーに戻る途中、Grave地区のBouscautというシャトーを見学します。見学者は我々だけでしたので、じっくり案内して頂けました。ここのシャトーは赤ワインが大半ですが、白もロゼも造っています。試飲してみましたが、以外と白がすっきりして飲みやすいと感じました。樽代が結構高いこと、瓶詰はシャトー内で行う必要があることから、瓶詰業者が各シャトーを巡回して行っていることが印象に残りました。今日の観光は、以上です。

<5日目>

 今日がボルドー最終日。快晴です。観光案内所で遊覧船ツアーを予約し、それまでの間、Quinconces広場周辺を散策します。数日前には設置中だった観覧車も、外輪は完成したようで、これからはゴンドラの取り付けです。公園のガロンヌ川の縁には2本のColonnes rostrales(海戦勝利の記念柱)が立っていて、各柱の頂部には貿易 と航海の寓意像が載せられています。今日は日曜日で天気も良いということで、この辺りには、サイクリングや散策する人が大勢居ます。

 出航予定時刻も近くなりましたので、乗船します。入口に、カヌレが置かれていましたので、一つ頂きます。船室に入ると、後ろにバーのカウンターがあります。船は川下に向かって進みます。初日に通ったコースを川側から観光します。最後は、ガロンヌ川の最も河口側の橋であるAquitaine橋の下を通り、ボルドー港まで来たところで、Uターンします。ここまで30分、帰りは倍の1時間かかります。ここでドリンクの時間が始り、ワインが出されます。ボルドーですね。

 船はChartrons地区に発着します。この辺りは、歴史的にワイン貿易の中心地で、ワイン商が住んでいたため、建物には、一階はワイン貯蔵庫、二階以上は住居で細長い窓、鉄製のバルコニーにはアール・ヌーボーなどのデザインが施される等の特徴が有ります。近くで開かれているマーケットもBord’eau Villageも、人でごった返していました。近くの、CAPC現代美術館を見学してみます。ここはかつての羊毛倉庫を改装した美術館で、広大な空間を生かした展示、と言うのが特徴とのことですが、現代芸術なので素人には良く分からないと言うのが感想です。

 今日の最後は、そばにある、葡萄酒とネゴス(仲介業)の博物館を訪れます。試飲付きとのこと。中に入ると、日本語のガイドブックを渡され、地下の昔のワインセラーを活用した展示コーナーに行くように指示されます。ここの名前の通り、ワインとその貿易についての展示がメインです。ワインセラーであったため、湿度が高く少しかび臭いです。1階は売店と試飲コーナーですが、ぶどうの産地や品種について、飲む前にじっくりフランス語?で説明を受ける必要がありあそうなので、試飲は諦め退出しました。

 とうとうボルドー最後の夜を迎えました。思い出にホテルの周囲を散策してみます。春めいた陽気の土曜の夕方と言うことも有り、多くの人が、繰り出しています。どこもテーブルが埋まっています。ガロンヌ川沿いを歩いて戻ります。《翌日はパリに行くのですが、最低気温はマイナスで極寒!!》