コロナも一段落、季節も良くなって来ましたので、子供の駐在しているハンガリーに行くこととしました。海外旅行は4年ぶりです。久々のパリを散策してから、ハンガリーに向かうこととします。当初はボルドーにも行く予定でしたが、フランスのストが心配で取りやめしました。
(一日目)
夕刻着の便で、パリ到着。飛行機は、アラスカ、グリーンランド経由なので、これまでより、数時間多くかかります。そのせいか、とても疲れましたので、今日はホテル近くの、オランピア劇場の辺りをブラブラして終了。この劇場では、先月29日、小説家でミュージシャン(?)の辻仁成が出演し、大喝采を浴びたそうです。そのときの、ファサードには「TSUJI」の赤い文字がありました。
(二日目)
今日は、買い物メインで行きます。ストの影響はあるのでしょうか。まずはその前に、明後日オルリーバスで空港に行きますので、出発地点であるDenfert Rochereau駅の確認です。駅前には、骸骨が600万体あると言われるカタコンブがありますが、やはり混んでいました。何回かトライしましたが、まだ見学出来ていません。
以前、パリ水道局で、パリの子供たちが使っているという水筒を購入したのですが、とてもかわいいので、是非また手に入れたいと思い、再度訪れました。場所はミラボー橋を渡って直ぐ左です。水道局内部は展示スペースとなっており、水道水の試飲コーナーもあります。残念ながら、売店は無くなったとのことで、市役所の売店に行くように指示されました。
グルネ橋、自由の女神、
エッフェル塔が見えます
バスに乗り、市役所に向かいます。途中、通常ルートとは外れ、右岸から左岸に向かいます。どうやらストの集会が行われている辺りを避けているようです。しばらくしてから右岸に戻りましたので、市役所前で下車します。市役所の売店に行ってみましたが、お目当てのモノはありませんでした。
道の反対側にあるLe BHV Maraisに立ち寄り、トイレをお借りします。パリは、公共のトイレが非常に少なく、情報ではマレ地区ではここだけ、それも大きなデパートなのに1カ所だけです。次に、ここ最近パリジェンヌに大人気のブランド「Sezane」を見に行きます。ストで交通機関の状況が不明なので、歩いて行きます。フランスは丁度バカンス前ということで、大胆な色合いのバカンス用の服がメインで、残念ながら、これはという服はありませんでした。
雑貨を見に、Merciまで歩きます。月並みですが、パリっぽいお皿を買いました。
ユニクロを見に、オペラに行きます。オペラ・ガルニエは現在工事中(2024年末まで)で、建物のファサードには、シャネルの全面広告が見えます。道の反対にあるユニクロも、改修工事のためか残念ながら休業中です。オペラ大通りを歩いているとテイルと、長い行列があります。パテシエCédric Groletのお店です。
オペラ店
その近くに、モノプリのピラミド店があります。今回は、そこでエコバッグを9個購入しました。お土産用です。
この日の夕食は、モンパルナスのLe Bistrot du Domeで頂きます。向かいの本家Du Domeよりおいしいという人もいるようです。もともとは魚屋やですので、魚介料理がメインです。FRUITS DE MERと舌平目のムニエルを頂きました。
(三日目)
今日は、最初に、ビュット・ショーモン公園の散策です。行きすがら、オランピア劇場の前を通ると、出演者の看板の工事をしていました。季節も丁度良く、多くの人が、のんびりと休息しています。公園は斜面にありますので、下には池が、上からは遠くにパリの町並みが見えます。
出演者の看板の工事
ノートルダム大聖堂の修復工事を見に行くこととします。2019年の火災後、5年で復活と宣言していましたので、来年完工のはずです。オリンピックに間に合わせるのでしょうか。
(左側面)
次は、ボンマルシェに行きます。途中、クリュニュー・ラ・ソルボンヌの地下鉄の駅に入ると、天井には無数のサイン。これはジーン・バゼンによって作成された、作家、詩人、哲学者、研究者、王の名前で、本人の署名をモザイクで再現しているそうです。ボンマルシェは、ラファイエットやプランタンに比べ、落ち着いた雰囲気があります。トイレは、ものすごく広い。こちらは逆に落ち着かない感じです。
ラ・ソルボンヌ駅
靴は、ボンマルシェの道の反対側にある「BOCAGE」で買いました。昼も遅くなりましたので、いったんホテルに戻ります。
ホテルで休憩した後、セーヌ川方面に向かいます。「デモがあるので、中心部へは行かないように」と外務省のHPには書かれています。大統領府であるエリゼ宮の前を通りますが、特段、緊張感はありません。デモは終了したようです。シャンゼリゼ大通りを横切り、グラン・パレの前を通ります。
(工事中)
セーヌ川に到着。コンコルド橋の袂では、エッフェル塔を背景に、映画の撮影をしているようです。
当日は、日差しが強いので、なるべく木陰に入りながら、エッフェル塔を目指します。セーヌ川とエッフェル塔は絵になりますね。エッフェル塔の対岸では、日本風の屋台がセットされていました。夜になると、映えるのかもしれません。
今度はセーヌ川から、シャンリゼ大通りを目指し手歩くと、凱旋門に突き当たります。側面と正面は大分イメージが違いますね。
シャンリゼ大通りをコンコルド広場の方にしばらく歩きます。左に曲がり、Marbeuf通りに入り、今日の夕食の場所、「Le Relais de l’Entrecote」を目指します。今は18時半、19時からなので十分間に合うと考えていました。が、なんと既に50名程の列となっていました。私たちの後からも、何組も来ます。幸いなことに、一回目のターンで座ることが出来ました。ここは、メインのメニューはステーキ(2枚)のみです。周りは、全員観光客のようです。パリはこれで終了。明日は、ハンガリーに向かいます。